猫を飼いたい人は要チェック!猫との出会いの基礎知識

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猫を飼いたいのであればペットショップに行くのが一番ですが、実は猫に出会える場所はペットショップだけではありません。血統書のついた猫と出会える場所、雑種の猫に会える場所はそれぞれ違うため、どんな猫を飼いたいのかによって訪れる場所が変わります。

ここでは猫と出会える場所についての基礎知識と注意点などを紹介します。これから猫を飼いたいと思っている人は、どこで猫に出会うことができるのか頭に入れておきましょう。

猫を飼いたい!どこに行けば猫に出会えるの?

迷子の子猫や捨て猫を拾って飼い始めるという人もいますが、そのようなケースを除いて、猫と出会える場所はいくつかに絞られています。ここではまずどこに行けば猫に会えるのかについて、まとめて紹介します。

・ペットショップ
・保健所
・ブリーダー
・里親募集サイト
・友人

迷子の子猫や捨て猫以外で、猫に出会える場所は上記の5つです。どの場所でどのような猫に出会えるかについて紹介します。

血統書のついた猫に出会いたい

血統書のついた猫に出会いたい場合は、ペットショップに行くかブリーダーに相談するようにしましょう。里親サイトでも出会える可能性がありますが、確実ではありません。できればペットショップかブリーダーを利用しましょう。

ペットショップでは複数の種類の猫に会うことができますが、よほど大型店でもない限り、同じ種類の猫を比較することができません。飼いたい猫の種類がすでに決まっている場合は、複数のペットショップをまわりましょう。

ブリーダーの場合は出産のタイミングがありますので、すぐに飼うことができなかったり、順番待ちになったりすることもありますので、気長に待つようにしてください。

品評会に出るような猫に出会いたい

品評会に出るような特別な猫に出会いたい場合は、ブリーダーに相談するようにしましょう。価格がとても高く、順番待ちにもなります。品評会に出るような猫を譲ってもらうには、ブリーダーとの信頼関係を築く必要もあります。

雑種でもいいから無料で譲り受けたい

猫をお金で買うということに抵抗を感じる人もいるかもしれません。猫の種類にはこだわらず、とにかく猫と生活を始めたいというような人は、保健所や里親サイト、そして友人から子猫を譲り受けるという方法があります。

保健所の場合は、ある程度大きくなっている可能性がありますし、手続きも必要ですので少し手間がかかります。それでも殺処分されるはずだったひとつの命を救うことにもなりますので、積極的に利用してもらいたい場所のひとつです。

里親募集サイトでは常に飼い主を募集していますので、インターネットで猫を探す人が最近では増えています。飼い主によっては厳しい条件を付けている人もいますが、貰い手がいなくて困っている人もいますので、健康な猫をすぐに飼いたいという人におすすめです。

そして最後は友人から譲り受けることですが、猫を飼い始めるにはとてもおすすめの方法ですが、最近は避妊している猫が多いため、なかなかそのような機会がありません。日頃から「猫を飼いたい」ということをまわりの人に伝えておけば、友だちの友だち繋がりで、猫に出会える可能性が高くなります。

最初が肝心!猫を飼いたい人に最適なペットショップの選び方

猫はいろいろな場所で出会えますが、それでもまず猫を飼いたくなったときに訪れる場所はペットショップではないでしょうか。ペットショップの子猫はとても状態がよく、元気よく遊び回っていますから、今すぐにでも連れて帰りたくなりますよね。

ペットショップで猫を選ぶときに重要なのは、猫選びではなくペットショップ選びです。ペットショップは猫を買ったあとも何かとお世話になることが多い場所ですので、きちんと選ぶ必要があります。それではどのようなペットショップならよいのでしょう?チェックすべきポイントを紹介します。

清潔であること

まず何よりもペットショップが清潔な状態であることです。建物が古いというようなことはあまり気にしなくてかまいません。何十年も続いているペットショップはどうしても見た目が古くなります。古くても清潔にしているペットショプを選びましょう。

出来たばかりのお店でも、目につかないような場所が汚れているペットショプはNGです。お店を大切に出来ないペットショプは、販売している猫も大切にできません。汚れのあるペットショプでは猫が感染症にかかってしまう可能性もありますので、清潔感のあるペットショプを選びましょう。

猫に関する知識がある店員さんがいる

ペットショプの店員さんでも、猫に関する知識がほとんどないような人もいます。できれば店員さん自身も猫を飼っていたり、飼っていた経験のある人がいるお店を選びましょう。猫に関する知識があれば、展示されている猫の性格などの情報も教えてもらえます。

専門用語をあまり使わずに、わかりやすく説明をしてくれる店員さんのいるペットショプを選びましょう。

子猫が元気よく遊び回っている

ペットショプの猫の行動や表情もペットショプ選びでは重要です。お目当てでない猫や犬などのほかの動物の状態もチェックしましょう。元気よく遊び回っている犬や猫が多いペットショプは、大切に育てられている証拠です。

元気もなく、子猫らしくないトボトボとした動きをするようでしたら、ストレスを感じている可能性があります。猫の場合はただ眠いだけという可能性もありますので、1匹だけで判断せずに、他の猫や犬も一緒にチェックして、愛情をしっかりと注いているペットショプを選びましょう。

猫を飼いたい人が保健所を訪れるときに注意すべきこと

保健所も猫に出会える重要な場所のひとつです。ただし、保健所に行って「猫をください」と言っても、すぐに猫を譲ってもらえるわけではありません。保健所で猫を譲ってもらうには、きちんとした手順を踏む必要があります。

基本的な流れとしては「申し込み→面談・講習会→見合い→譲渡申請→講習会」というようになります。保健所に連れてこられる猫は、飼い主に捨てられた過去があり、同じことを繰り返さないためにも、保健所は人を見て譲渡の可否を決定します。

貰い手の性格だけではなく、生活環境も含めて総合的に判断されます。猫に関する知識があまりにも少ない人や、引き取ってもらっても最後まで面倒を見られない人は、面談や最初の講習会の段階で拒否されることもありますので注意してください。

講習会は平日に行われることが多いため、そのためには会社を休まなくてはいけないかもしれません。ただし、そこまでしても猫と暮らしたいという強い気持ちがあるかどうかも見られています。保健所で譲ってもらうためのハードルは思いのほか高いので気をつけましょう。

これらは猫を不幸にしないための措置ですので、どんな人でも断られる可能性もあるのだということを頭に入れておきましょう。

ブリーダーから猫を譲り受ける方法

血統書付きの猫を飼いたいというような場合は、ブリーダーに依頼するのが一番です。品評会に出るような血筋のいい猫でない限り、ペットショプよりも安く買うこともできます。ただし、どこでブリーダーに会えるのかが分かりませんよね。

ブリーダーはインターネットのブリーダー検索サイトを利用して見つけてください。できるだけ近所のブリーダーを選ぶことがポイントです。猫を譲り受けるまで何度もブリーダーを訪れることになりますので、時間も交通費もかかってしまいます。

困ったときに助けてくれる存在でもあり、飼い主同士のネットワークもあるので、遠方のブリーダーよりも、すぐに連絡を取り合えるブリーダーを選びましょう。

ブリーダーを見つけたら、電話やメールで問い合わせをすることから始めましょう。子猫に面会できる日を決めて、ブリーダーのお店や家を訪ねます。譲り受けることができる猫がすでにいる場合は、すぐに話しがまとまる可能性がありますが、そうでない場合は面会までに時間がかかることもあります。

予約を受け付けているブリーダーもいますので、一緒に暮らす猫種をすでに決めている場合は、あわてずゆっくりと命を授かるまで待つようにしてください。

また悪徳ブリーダーも少なからず存在します。子猫や飼育環境を見せてくれないようなブリーダーは、猫を商品としか考えていないということもあり、劣悪な環境で猫を育てています。電話やメールでの問い合わせを行って、不審な点がある場合は、他のブリーダーから猫を譲り受けるようにしましょう。

猫を飼いたい人のための里親募集サイトの使い方と注意点

インターネットの普及によって広まっていったのが、里親募集サイトです。里親募集サイトでは、保健所で保護された猫の里親を募集しているケースと、飼えなくなってしまった子猫や成猫の里親を募集しているケースがあります。

里親を募集しているので、「飼いたい」と言えばすぐに譲ってもらえると思っている人がいますが、こちらも保健所以上にハードルが高くなっていることもあります。独身NG、男性NG、飼育歴なしNGなど、募集をしている人がさまざまな条件を設定していることがあります。

里子に出す側は、かわいい子猫をできるだけいい環境で育ってほしいと思うわけですので、少しでも嫌な思いをさせそうな人には預けたくないという気持ちがあります。自分の子どもを送り出すような気持ちで里親募集をしていますので、その気持はしっかり汲み取るようにしましょう。

大切なことは里親募集をしている人に対して、命ある動物を引き受けるという気持ちをしっかりと伝えることです。どんなことがあっても猫を不幸にさせない。そういう思いを伝えるが、里親として認めてもらうための第一歩です。

友人から子猫を譲ってもらうときのポイント

友人の家で生まれた猫を譲ってもらう。これはとてもスムーズに話が進みそうですが、話がこじれてしまって、友人関係が壊れてしまうことがあります。譲ってくれる人と譲ってもらう人で、猫の育て方の方針が違うときに、そのようなトラブルがよく発生します。

譲ってもらう場合は、できるだけ友人の意見を尊重するようにしましょう。どうしても受け入れることが出来ない場合は、その友人から譲ってもらうのは諦めましょう。無理を押し通しても友人関係が悪くなるだけです。

初めて猫を飼う場合などは、友人にいろいろと教えてもらうことになります。親しき仲にも礼儀ありです。友人が安心して猫を譲れる環境を整えることができるのかをきちんと考えて、友人の期待に応えることができる場合にだけ譲ってもらうようにしましょう。

野良猫や捨て猫と暮らし始めるときのポイント

野良猫の子猫や捨て猫を保護して、そのまま飼い始めるというケースは決して少なくありません。このようなとき、まず大切なことは安易に保護をしないということです。保護したあとのことをしっかり考えて、少なくとも自分で飼えないのであれば保護をしないという勇気も大切です。

もし自分で飼うとしてもペット不可の物件に住んでいる場合は、部屋に連れて帰るわけにはいきません。飼うのであればペット可の物件に引っ越しをするまで、友人や家族などでペットを飼える環境にある人に預かってもらいましょう。

世の中には猫アレルギーの人もいますので、ペット不可の物件で隠して飼うことは近隣とのトラブルにも繋がります。どうしても連れて帰る場合は、必ず大家さんに連絡を入れておきましょう。大家さんが不動産会社の場合は、ペット可の物件を見つけてもらうように同時に依頼するのもいいでしょう。ペット不可の物件で飼い続けるつもりはないという意思表明にもなります。

猫を連れて帰ったら、まずはあまり構わないようにしてください。猫にしてみればいきなり環境が変わりますので、とても怯えてしまいます。安全な場所に身を隠してしまうかもしれませんが、自分から出てくるまで待ちましょう。

もし保護した猫が飼い猫だった可能性がある場合は、近所の交番に相談したり、猫を保護した張り紙などを近所に張ったりしておきましょう。半月待っても飼い主が出てこないような場合は、捨てられた可能性がありますので、自分で飼うか里親を探すようにしてください。

保護した猫はできるだけ早めに動物病院に連れていくことも大切です。野良猫は体にノミやダニをたくさん付けています。感染症にかかっている可能性もありますので、動物病院が開いているのであれば、その日のうちに動物病院でチェックしてもらいましょう。

まとめ

猫と一緒の暮らしを始めたくなったときは、どのような猫を飼いたいのかによって、猫との出会いの場所が違います。血統書のある猫を飼いたい場合は、ペットショップやブリーダーから購入します。雑種でもいいからお金をかけずに暮らし始めたいという人は、保健所や里親募集サイトで猫を探すようにしましょう。

保健所や里親募集サイト、ブリーダーそして友人から譲り受けるような場合は、飼うためのハードルがとても高く設定されていることがあります。猫を商品として扱うのではなく、ひとつの命として考えているため、どうしてもきちんとした飼い主に育ててもらいたいためです。

ペットショップは猫を売らないことには商売になりませんので、これまで猫を飼ったことのない人にでも売ってくれますので、とてもハードルは低めですが、ブリーダーから購入するよりも値段は高くなります。どのような出会い方にも一長一短があります。

どの出会い方をするにしても、命のあるものと一緒に暮らし始めるという覚悟は必要です。それは野良猫を保護する場合も同じです。安易に飼い始めたり保護をしたりせず、どんなことがあっても猫を家族として大切にするという強い気持ちを持って、これから一緒に暮らす猫を探しましょう。