犬の健康を守ろう!知っておくべき犬の病気と対処法

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犬も人間のように体調を崩すことがあります。休んでいれば回復するケースもありますし、すぐにでも手術が必要になるような大病に罹っていることもあります。そんな犬の病気は早期発見が最も重要になります。犬は人間のように「調子が悪い」と話すこともできませんので、飼い主がきちんと犬の健康を守ってあげる必要があります。

ここではそんな犬の健康を守るために飼い主が知っておくべき犬の病気やその見抜き方。そして病気になったかもしれないときの対処法について紹介します。

危険信号に気づいてあげよう!犬の病気とその症状

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人間は体調が悪くなると、そのことを言葉で伝えることができますが、犬は人間の言葉を話すことはできませんので、飼い主は犬の行動からその体調を感じ取ってあげる必要があります。ここでは、犬が病気になったときによく見られる症状について紹介しますので、しっかり頭に入れて、犬が出している危険信号に気づいてあげましょう。

犬によく見られる体調不良の症状は下痢

犬の体調はうんちの状態をチェックするうことで、その変化に気づくことができます。犬は体調不良を崩すと下痢をすることが多くなるため、何日も下痢が続くようであれば要注意です。

ただ下痢は様々な病気の症状として現れますので、何の病気なのかを特定することはとても難しく、素人判断することも危険です。ストレスが原因のこともあれば、ウイルスに感染していることもあります。胃腸が弱っているときも下痢になります。

愛犬が下痢になって、その症状が長く続くような場合は、まずはお医者さんに相談するようにしてください。嘔吐や血便などが見られる場合は、できるだけ早く病院に連れていきましょう。

犬が痒がったら皮膚の病気の可能性あり

犬が何度も痒そうにして、それが数日続くようですと、皮膚の病気にかかっている可能性があります。アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の可能性が高いのですが、犬によっては他の病気である可能性があります。

このとき注意したいのが、痒いからといって自分で引っ掻いたりしないようにすることです。痒くでも掻いたりしないように痒みのある場所に服を着せるなどして対処しましょう。食事療法と部屋の清掃がかゆみ改善の基本になります。アレルギー性物質が少ないドッグフードに変えてみたり、部屋の掃除をしてみても改善しない場合は、お医者さんに相談してください。

ボディチェックでしこりを見つける

ガンなどの早期発見に有効なのがボディチェックです。体にしこりがないか、アゴや足の付根などを触って、問題がないかときどきチェックしてあげましょう。チェックするという意識ではなく、日々のふれあいの中で、特に意識して触れるようにしてあげるのでもかまいません。

しこりはガンに繋がる可能性が高いため、気になるしこりを見つけた場合は早めに病院に行って、確認してもらうようにしましょう。しこりはプロでないとわからないこともありますので、定期検診を受けるというのも病気の早期発見には効果的です。

毎日チェック!犬の健康の見分け方

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犬を飼うときも犬を暮らし始めてからも、犬の健康チェックはとても重要です。飼うときは健康で長生きする犬を選び、飼ってからは病気になっていないか早めの見極めが重要になります。

ここでは犬の健康を見分けることで、飼い犬選びを上手にに行う方法、飼い犬の毎日の健康を維持するための方法を紹介します。

健康で元気な子犬を選ぶ方法

子犬を選ぶときにチェックしたいのが下記の4ヶ所になります。

●目
●皮膚と毛並み
●肛門
●耳

まずは目のチェックです。目やにや涙で目が汚れていないかチェックしてください。また目の前に指を出してそれを左右に振ってみて下さい。目で指を追えない場合はきちんと見えていない可能性がありますので注意してください。

皮膚と毛並みのチェックでは、脱毛がないことをまずは注意しましょう。そしてできるだけ毛並みの整った犬を選んでください。人間と同じでストレスが強くなると犬の毛もパサパサになります。ツヤのある柔らかい毛並みは健康の証拠です。

肛門をチェックすることで、犬が下痢になっていないかが分かります。肛門の周りだけ脱毛していいたり、赤く腫れていたり汚れがひどい場合は、なんらかのトラブルを抱えている可能性がありますので、肛門がきれいな犬を選ぶようにしましょう。

耳のチェックでは、かさぶたなどがないことを確認し、耳を触られるのを嫌がったりしないかをチェックしましょう。耳から少し離れた場所で軽く手を叩いて、音が聞こえているかの確認もしましょう。

毎日の生活の中でチェックしたいこと

基本的には子犬選びの場合と同じですが、一緒に暮らし始めてこそわかる変化というものがあります。上記のチェックに加えて、一緒に暮らし始めてから確認するポイントを紹介します。

●食欲はあるか
●うんちはいつもどおりできているか
●散歩を嫌がらないか

いつもと違うところはないかなとチェックするようにしてください。ポイントは食欲がきちんとあつか、排泄はできているか、そして運動を嫌がらないかの3点です。いずれもいつもと違う場合は、体になんらかの異常がある可能性が高くなります。

特にごはんと運動は犬にとって、毎日の楽しみなのにあまり喜ばないようであれば、病気にかかっている可能性があります。無理に促すのではなく、必ずお医者さんに相談するようにしましょう

犬が骨折したときの対処法

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病気ではありませんが、犬は人間よりも無茶をするため、特に子犬は簡単に骨折をしてしまいます。何かにぶつかってしまったり、高いところから落ちたときに犬は骨折することがあるのですが、そのまま放置していると後遺症が残ったり、合併症の危険性もあります。

飼い主が早めに気づいてあげて、適切な処置をすることで悪化を防ぐことができますので、病気と同じように骨折にも気を使うようにしましょう。

骨折を見抜くための方法

犬が足を引きずっているような場合は、とてもわかりやすいのですが、なかなか見抜くのが難しいケースもあります。軽く足を上げたままにしていたり、足や体を触ると嫌がったりした場合はどこか異変がないかこまかくチェックしてください。

骨折は足だけとは限りません。高いところから落ちた場合は背骨にヒビが入るようなこともあります。いつもなら触らせてくれるのに、急に触られるのを避けようとするのは痛みを抱えているからかもしれません。しっかり観察して、異常があればすぐに病院に連れていきましょう。

骨折の可能性がある場合の対処法

応急処置の基本は副木ですが、骨折したばかりの犬は興奮状態にあって、簡単には副木をさせてくれません。このため、まずは興奮が収まるのを待ってください。落ち着いてきたら、手頃なサイズの板もしくは何枚かに重ねたダンボールを副木にして患部を包帯で固定してください。

固定しなくてはいけないからといって、きつく巻きすぎないように気を付けましょう。犬をなだめながら、慌てず丁寧に行いましょう。「大丈夫だよ」と声をかけてあげるのも忘れないようにしましょう。

そしてできるだけ早く病院に連れて行ってあげましょう。そのままの状態で放置するとほぼ間違いなく後遺症が残ります。手術や入院が必要なケースもありますので、その場合は20万円前後は必要になります。

それ以上にかかることもありますので、犬と暮らすときは数十万円のお金は常に動かせるようにしておくか、ペット保険に加入しておきましょう。

犬の主治医を見つけよう!犬の動物病院の選び方

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犬も人間と同じように病気やケガをしてしまいます。元気な子犬はわんぱくすぎてケガをすることも珍しくありません。そんなときにお世話になるのが動物病院ですが、動物病院ならどこでも安心というわけではありません。

ここでは愛犬を安心して任せられる、動物病院の選び方について解説しますので、これから主治医を選ぶ飼い主さんは参考にしてください。

口コミは大切でも口コミだけを信じない

動物病院選びでネットの口コミや、利用したペット仲間たちの口コミを参考にすることは決して悪いことではありませんが、悪い口コミほど疑うようにしてください。世の中には被害者意識の強い人がいて、ちょっとしたことで、自分は被害を受けたと周りに広める人がいます。

冷静に考えたら「それって普通のことじゃない?」と思うようなことでも、「ひどい目にあった」なんて言って回る人がいます。そういう人の意見には惑わされないようにしましょう。たった一人の口コミだけを信じるのではなく、数ある口コミを総合的に判断しましょう。

利用するときには院内をチェックすること

愛犬を任せて大丈夫かどうかは、院内をチェックすることで判断ができます。

● 隅々まで清掃が行き渡っている
●治療室で治療器具がきちんと管理されているか
●変な匂いがしないか

この3点をチェックして問題なければ、施設としては合格ラインです。最新の機器の有無を基準にしている人もいますが、いい機器がある病院がいい病院なわけではありません。そこにあるものに清潔感があり、大切に使われている病院を選びましょう。

わかりやすい言葉で説明してくれる先生がいる

犬の病気でも分かりにくい専門用語だらけで、素人の飼い主にとっては理解できない言葉ばかりです。そんな難しい専門用語をできるだけ使わないように、症状を説明してくれるお医者さんを選ぶようにしましょう。

専門用語を並べるお医者さんは相手の気持をあまり理解できない傾向にあります。反対に噛み砕いて説明してくれるお医者さんは相手の気持を大切にしますから、犬に対してもきちんと気配りをした治療をしてくれます。

もちろんすべてのお医者さんがそうだというわけではありませんが、末永くお付き合いをすることになる先生ですから、優しく丁寧に向き合ってくれるお医者さんのほうが安心できるはず。犬ときちんと向き合ってくれる先生なら、犬も先生になついてくれて治療しやすくもなります。

ペット保険には加入しておいたほうがいい?

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犬が病気やケガをした時の治療は人間と違い無保険ですので、症状によっては高額な費用が発生します。数十万円というお金が必要になることもあり、それだけのお金を用意できずに治療できないというケースも珍しくありません。

それを回避することが出来るのがペット保険になります。ペット保険は治療費の一部、もしくは全額を保険会社が負担してくれます。

ペット保険に入ると保険料の支払いがあるため「保険に加入せずに、保険料分を積み立てておいたほうがいい」という飼い主もいますが、何かのときにお金を用意できないかもしれないという考えで、ペット保険に加入する飼い主もいます。

どちらが正解というわけではありませんが、30万円程度のお金をいつでも自由にペットの治療のために用意できるのであれば、ペット保険に加入する必要はありませんが、急に何十万円も用意できそうにないのであれば、保険加入がおすすめです。

もちろん保険を使わなければ損をするということになりますが、それは結果論でしかありません。犬に何かあったときに最善の治療を受けさせてあげられないというのは、飼い主として、家族としてつらいことですよね。

そういう意味ではまとまったお金を用意できない人は、加入がおすすめです。保険に入るのは贅沢だと思われるかもしれませんが、お金がないからこそ保険に加入しておくのです。いざというときに何も出来なくてつらい思いをしないために、ペット保険の加入がおすすめです。

まとめ

犬の病気やケガは飼い主が見つけて、適切な処置をする必要があります。犬は痛い素振りや辛い表情はしますが、人間のように言葉にして伝えることができません。ですので、飼い主がいつもと違う感じにいち早く気づいてあげる必要があります。

そのためには、犬にどんな症状が現れたら危険なのかを覚えておきましょう。例えば犬の下痢が続いたときはどのよな病気の可能性があるのか、病院に連れて行く必要があるのかを飼い主が判断して、決めてあげることになります。その判断をするには犬の病気に関する知識の有無が重要になります。

犬の異変に気づいてあげるには毎日体を触ってあげることがポイントになります。いつもなら触らせてくれるのに、急に触られるのを嫌がったり、逃げるようにしたときは犬の体に何らかのトラブルが発生しています。食欲の有無でも犬の調子を判断することが出来ます。

おかしいなと感じたら、まずは動物病院に電話して、病院についれていくべきか様子を見るべきかの相談をしてください。動物病院は安心して任すことの出来る獣医さんがいる病院を選びましょう。飼い主目線できちんと説明してくれる先生がいる病院で相談してください。

ペット保険の加入は必須ではありませんが、犬がケガや病気をしたときには大きなお金が必要になることもありますので、すぐに十万円単位のお金を用意できない人は、保険に加入しておくことをオススメします。保険はお金に余裕がある人が入るものではなく、お金に余裕がないからこそ入るものだと考えてください。

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