愛犬・愛猫を病気知らずにしよう!効能たっぷりかぼちゃの魅力

蒸すと甘くてホクホクするため、かぼちゃが好きだという飼い主さんも多いかと思います。美味しそうに食べていると、ワンちゃんやニャンちゃんが興味を示すこともありますが、飼い主さんとしては、与えても大丈夫なのか気になりますよね。

かぼちゃは栄養価も高いので、もし与えてもいいなら積極的に活用したいとことです。ここではそんなかぼちゃについて、食べさせても安全なのかどうかを解説し、与えるときの注意点などの情報をまとめてご紹介していきます。

犬や猫にかぼちゃを与えても大丈夫?

まず飼い主さんが気になるのは、犬や猫がかぼちゃを食べても大丈夫なのか、きちんと消化できるのかということですよね。この点に関しては安心してください。与え方に注意が必要ですが、基本的には犬も猫も食べることができる野菜です。

実際に、犬や猫用のフリーズドライのかぼちゃや、かぼちゃを使ったペットフードなどもありますので、知らず知らずのうちに飼い主さんが与えているということもあります。もちろん、大丈夫だからといってかぼちゃばかり与えるのはいけません。

そう言われると「どれくらい与えるのがいいの?」「与える意味はあるの?」という質問をされますので、次章からは、犬や猫にかぼちゃを与える理由や注意点などを、分かりやすくご紹介していきます。

かぼちゃの栄養価

それではまず、大豆の栄養価について見ていきましょう。かぼちゃ100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:91kcal
たんぱく質:1.9g
脂質:0.3g
炭水化物:20.6g
ナトリウム:1mg
カリウム:450mg
カルシウム:15mg
マグネシウム:25mg
リン:43mg
鉄:0.5mg
亜鉛:0.3mg
銅:0.07mg
ビタミンA:330μg
ビタミンE:4.9mg
ビタミンK:25μg
ビタミンB1:0.07mg
ビタミンB2:0.09mg
ビタミンC:43mg
葉酸:42μg
食物繊維:3.5g

かぼちゃは100gで91kcalあります。高カロリーというわけではありませんが、低カロリーと呼べるほどでもありません。炭水化物が多いというのも含めて、ダイエット目的で野菜を与えたいというときには、かぼちゃはそれほど役に立ちません。

栄養成分として目立つのはビタミン群の多さです。被毛や皮膚の状態を改善できるビタミンAや抗酸化作用の高いビタミンE、強い骨を作るのに必要なビタミンKなども多く含まれています。たんぱく質が少ないので、メインのフードとしては使えませんが、ビタミン不足を補えますので、トッピングとしての利用に適しています。

かぼちゃに期待できる効果

冬至のかぼちゃは風邪の予防になると言われていますが、かぼちゃをワンちゃんやニャンちゃんに与えると同じように病気の予防になったりするのでしょうか?かぼちゃを与えることによってどんな効果が期待できるのかを見ていきましょう。

  • 被毛や皮膚の健康状態を維持できる
  • 老化防止
  • ウイルスや細菌などから体を守る

どうやらワンちゃんやニャンちゃんでも、人間と同じように健康維持に役立ちそうな感じがしますね。それぞれの効果について、もう少し詳しく見ていきましょう。

被毛や皮膚の健康状態を維持できる

ワンちゃんやニャンちゃんの被毛や皮膚はたんぱく質から作られていますが、それらの状態を維持するにはたんぱく質だけでは足りず、ビタミンAやビタミンEが重要になります。特にビタミンAは皮膚や被毛のターンオーバーを活性化させる効果があります。

犬は体内でビタミンAを合成することができますが、猫はそれができませんので、食事からしっかりとビタミンAを摂取しなくてはいけません。犬の場合もフケで悩んでいるのであれば、かぼちゃを食べさせて、ビタミンAを補給することで改善されることもあります。

老化防止

抗酸化物質という名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、抗酸化物質は細胞などが酸化するのを防ぐ効果があります。酸化はそのまま老化につながりますので、体内に抗酸化物質が多く溜まっていると、老化を防ぐことができます。

そして、かぼちゃには酸化防止効果のある、ビタミンEとビタミンCが多く含まれています。いずれのビタミンも抗酸化物質としての効果がありますので、摂取することで体の老化を遅らせる効果を期待できます。

ウイルスや細菌などから体を守る

冬至のかぼちゃの効果は、人間だけでなくワンちゃんやニャンちゃんにも期待できます。かぼちゃに含まれているビタミンAは免疫力アップにつながります。正確にはビタミンAが不足していると免疫力が下がってしまいます。

かぼちゃのビタミンAは、がん予防にも効果があると言われています。ビタミンAをしっかりと摂っておくと、体内の粘膜が正常化し、ウイルスや細菌などから体を守ってくれます。その結果、内臓などのストレスが少なくなり、がんの発生リスクを減らすことができるというわけです。

犬や猫にかぼちゃを与えるときの注意点

犬や猫の健康維持にとても効果的なかぼちゃですが、与える上で気をつけたい点が3つあります。

  • 最初は少量から与えてみる
  • 加熱したかぼちゃを与える
  • 毎日は与えない

これだけですと、何を注意してなくてはいけないかが分かりにくいため、それぞれの注意点を詳しく説明していきます。

最初は少量から与えてみる

あまり多くは見られませんが、かぼちゃにアレルギー反応を示すワンちゃんやニャンちゃんもいます。このため、これまで与えたことがなかったのであれば、まずは少量から与えて見るようにしましょう。体調の変化が分かるように、茹でたかぼちゃを少しだけおやつなどに与えてみてください。

そのあと痒がったり、吐いたりした場合にはアレルギーもしくは体に合っていない可能性があります。また、かぼちゃには食物繊維も多く含まれていますので、下痢になることもあります。便もしっかりチェックしてください。

かぼちゃは健康維持に役立ちますが、絶対に食べさせなくてはいけないものでもありませんので、悪い反応が見られたときには、与えるのをやめておきましょう。

加熱したかぼちゃを与える

人間でもかぼちゃを生で食べる人はほとんどいないと思いますが、犬や猫に与えるときも必ず加熱したものを与えるようにしましょう。加熱するとかぼちゃは柔らかくなりますが、そのまま与えるととても硬く、消化しにくいため内臓に負担をかけてしまいます。

また、かぼちゃの種も消化しづらいため、種は取り除いて与えるようにしましょう。人間が食べるのと同じ状態にしてあげれば問題ありません。ただし、味付けはしないように気をつけてください。ワンちゃんやニャンちゃんは自然の甘さだけで十分満足してくれます。

毎日は与えない

かぼちゃは野菜ですが、低カロリーというわけではないため、毎日食べさせるというのはあまりおすすめできません。そしてビタミンが豊富ゆえに、ビタミンが過剰になってしまう危険性もあります。いずれも大量に与えなければ気にする必要はありません。

ただ、与えすぎると健康維持になるどころか、体調を崩してしまうということも頭に入れておいてください。人間のようにしっかりと食べる必要はありません。普段のドライフードにほんの少し混ぜて与えるだけで十分に効果があります。

ワンちゃんやニャンちゃんによって適量が違いますが、小型犬や猫で50g/日以下、中型犬で100g/日以下くらいを目安に与えてください。

かぼちゃを使った当店のおすすめおかず

かぼちゃをワンちゃんやニャンちゃんに与えるメリットは分かっても、適量の判断が難しいですし、わざわざかぼちゃを茹でるのも大変ですよね。そういうときには市販品のペットフードを上手に活用しましょう。

当店でも下記の3種類のおかずを用意しています。

  • チキンチーズ
  • チキンオカラベジ
  • ビーフベジ

それぞれ単品でも与えることができますが、おすすめはドライフードに混ぜて与えるという方法です。そうすることで栄養バランスを保ちながらも、かぼちゃの効果を得ることができます。それぞれのおかずについて、詳しく見ていきましょう。

チキンチーズ

チキンチーズは、ヘルシーな鶏ささみと鶏むね肉をベースに、嗜好性の高いチーズを混ぜて作られたおかずです。プロセスチーズとかぼちゃの相性がとても良く、食欲の落ちているワンちゃんやニャンちゃんでも、しっかりと完食してくれると評判です。

内容量:90g
原材料:鶏ササミ、鶏むね肉、かぼちゃ、プロセスチーズ、こんにゃく粉、水

チキンオカラベジ

当店のおかずの中でもロングセラー商品となっているのが、鶏肉とおからをベースに作られたヘルシーなチキンオカラベジです。かぼちゃはもちろんのこと、にんじんやトマトピューレも入っていますので栄養バランスが高く、しかもそぼろ状で食べやすいおすすめのおかずです。

内容量:90g
原材料:鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水

ビーフベジ

やっぱり牛肉への食いつきが1番いいというワンちゃんやニャンちゃんにおすすめなのが、ビーフベジです。脂肪分を抑えていますので、牛肉でもそれほどカロリーが高くなく、嗜好性も高いので、しっかりと食べてもらいたいときに適した一品です。

内容量:90g
牛肉(カナダ産)、馬肉(アルゼンチン産)、にんじん、かぼちゃ、きゃべつ、トマトピューレ、こんにゃく粉、水

まとめ

かぼちゃはビタミンが豊富な野菜で、人間だけでなく犬や猫にとってもとても魅力的な食材のひとつです。ただし、加熱したものを与えるなどの注意点があり、与えすぎにも気をつけなくてはいけません。このため、自分で調理して与えるのはとても大変ですよね。

そういう食材を使うときには、すでに加工された市販品を活用しましょう。そのときに注意してもらいたいのが、人工添加物が入っていないということです。せっかく体にいいものを与えるわけですから、そこにおかしなものが入っているともったいないですよね。

当店で取り扱っている商品は、すべて人工添加物不使用で健康面も考えたものばかりです。上記でご紹介した以外にも自信を持っておすすめできるフードを揃えていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。


わんにゃんオススメ

犬

プロスタッフがお応えします
健康のための日常的なケアについてのアドバイス

お食事健康相談窓口

犬