上手なおやつの与え方

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ワンちゃんやニャンちゃんは、きちんと食事を与えていれば、人間のようにおやつを食べる必要はありません。それでもおやつに意味がないわけではありません。効果的に活用することで、ワンちゃんやニャンちゃんの健康を維持することも出来ますし、飼い主さんとの良好な関係を築くことも出来ます。

ここではそんなペットのおやつを、上手に与える方法について紹介します。より効果的におやつを利用したいと考えている飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

おやつをメインにしないこと

暑い日が続くと、主食を食べなくなる傾向が特に目立ってきます。そんなときに、飼い主がとってしまう行動として、「とにかく夏バテしないよう、なんでもいいから口に入れてくれるものは、あたえてしまおう」ということで、おやつを与えてしまう傾向が意外にも多いようです。

ワンちゃんやニャンちゃんがまったく何も口にしなくなった場合は、そういう与え方もいいのですが、ワンちゃんのように頭のいいペットは、「食事を食べなければおやつをもらえる」と覚えてしまいます。基本的には通常の食事が主で、おやつは補助的なものだということを忘れないようにしましょう。

そもそも食事を食べずにおやつを食べるというのは、ただのワガママです。よっぽど弱ったときは別ですが、本当に弱っているのであればおやつだって食べられません。おやつしか食べないのは、飼い主がそれを出してくれるからです。

おやつを食べて、食事を残したり食べなかったりする場合は、まずはおやつを与えないようにしてください。そして食事を出して、それを食べないようなら30分くらいしたところで取り上げるようにしましょう。ここからはワンちゃんとの我慢比べです。

どんなに欲しがっても決められた食事の時間以外に何かを与えるのはやめましょう。2~3日くらい何も食べなくてもワンちゃんは平気です。お腹が空けばちゃんと食事をしてくれますので、それが定着するまではおやつを与えないようにしてください。

おやつをたくさん与えてしまうことにより、食事の妨げになるということを覚えておきましょう。そうなると栄養もバランスよく与えることができず、ますます夏バテや体力低下による病気すら招いてしまいます。食事とおやつのバランスを、うまく調整してあげるように工夫してください。

おやつの歯磨き効果を活用する

ワンちゃんやニャンちゃんのオーラルケアは、病気の予防などにもとても有効です。ところが、人間の子どもが歯磨きをあまり好きではないのと同じように、ペットも歯磨きが大嫌いということも珍しくありません。そんなときに役立つのがおやつです。

「おやつを与えたら、余計に歯に悪いのでは?」そう考える人もいるかもしれませんが、実は歯磨き効果のあるおやつが、大手ペットフードメーカーなどからも発売されています。それだけでなく、そもそも自然界にある食べ物を使って歯磨き効果を期待できるものもあります。

歯磨き効果の期待できるおやつには次のようなものがあります。

・特殊な形をしたおやつを噛むことにより歯の汚れを落とす
・おやつに混ぜられたブラッシングスクラブによって歯の汚れを落とす

大手ペットフードメーカーが販売しているものが後者です。歯磨き粉入りのペットフードというイメージですが、おやつそのものも歯に付着しにくいものを選び、噛めば噛むほどスクラブが汚れを削ぎ落としてくれます。

これに対して、特殊な形をしたおやつというのは、スクラブではなく牛皮のようにそれ単体が歯ブラシのような役割を果たして、歯をキレイにしてくれます。簡単に言えば、歯磨き粉を使って歯を磨くか、歯磨き粉を使わないで歯を磨くかくらいの違いでしかありません。

まったく歯磨きをさせてくれない場合は、スクラブの入ったものをおすすめします。ある程度はきちんと磨かせてくれる場合は、スクラブの入っていない無添加無着色で歯磨きのできるおやつがおすすめです。

ただし、ワンちゃんやニャンちゃんの歯は思いのほか脆いので、あまり硬すぎるものを与えないように気をつけてください。自分のペットに合った最適な硬さのおやつを選ぶようにしてください。

しつけとおやつの関係

ワンちゃんを飼っている場合、しつけにおやつを使っているという飼い主さんが多いかと思います。食事を完食した時や、おりこうさんにしていた時のご褒美にもおやつは有効で、「いい子にしていればおやつをもらえる」と賢いワンちゃんは覚えてくれます。

意外かもしれませんが、ニャンちゃんのしつけにもおやつを使っている飼い主さんもいます。ワンちゃんのように飼い主さんの言うことを何でも聞いてくれるわけではありませんが、上手にできたときにおやつをもらえると嬉しくなるのは犬でも猫でも変わりません。

そんなしつけに使うおやつですが、まず重要なのは「何もないときに与えない」ということです。きちんと指示に従って行動をしたときだけ与えることで、ワンちゃんはなぜおやつをもらえたのかを考えます。そしてその行動を習慣化するようになります。

何もしてないときにおやつをもらえると、「指示に従わなくてもおやつをもらえる」と覚えてしまいますので気をつけてください。

ご褒美としてのおやつを選ぶときのポイントは2つあります。

・ワンちゃんが好んで食べるもの
・持ち歩きが簡単なもの

当たり前のことですが、もらって嬉しいものでなければ、しつけの効果を期待できません。最初の段階では、何種類価のおやつを購入して、食いつきのよさを比較してみましょう。いつもの食事で与えているドッグフードよりも喜んで食べるものが理想です。そうすることで特別感を出すことができます。

また、持ち歩きができるというのも重要です。ワンちゃんのしつけを行うのは何も家の中だけとは限りません。散歩中にもしつけを行えますし、褒めるべきシーンもありますので、散歩をするときにいつでもポケットやカバンに入れておけるものを選びましょう。クッキーのような形状のものはボロボロになりやすいので気をつけてください。

また、ご褒美はおやつばかりではありません。最終的にはおやつを与えなくても指示に従うようになってもらわなくてはいけませんので、きちんと褒めてあげることも忘れないようにしましょう。体に触れてあげながら褒めてあげる。しつけが進むに連れて、その回数を増やし、おやつの回数を減らすようにしてください。

おやつの適切な量と回数

おやつを与えすぎると、食事を食べられなくなるのは人間もペットも同じです。このためおやつを与えるときには、必ず適量を意識するようにしましょう。与える回数も重要です。ここではそんなおやつの量と回数について紹介します。

生まれてからしばらくはおやつ禁止

ある程度の個体差はありますが、基本的には生後4ヶ月くらいまではおやつを与えないようにしましょう。きちんとした食事と必要であればおかずを加えるだけで十分です。4ヶ月くらいまでは、消化器の消化液や分解酵素が大人のように十分につくられておらず、消化分解酵素が完全ではありません。

おやつはワンちゃんやニャンちゃんの体が、しっかり出来てからだと覚えておきましょう。それまでは子犬や子猫用のペットフードだけで問題ありません。

おやつの量は食事量から決める

おやつをどれくらい与えるかは、食事量から計算します。まずは1日で必要だとされているカロリー量を把握してください。インターネット上のカロリー量計算サービスを使えば、年齢と体重、ワンちゃんやニャンちゃんのタイプなどからカロリー計算ができます。使い方がわからないという人は主治医に聞いてみましょう。

仮に1日に必要なカロリーが500kcalだとすると、おやつに100kcal食べれば、食事は400kcalという計算になります。1日分のおやつの目安は、総カロリーの10~20%までにしてください。もちろんまったく与えなくてもかまいません。最大値がそれくらいだと覚えておきましょう。

1回で与えるのではなく数回に分ける

おやつはまとめて1回で与えるのではなく、数回に分けて与えるようにしましょう。特にご褒美などで使う場合には、1回で与える量をかなり少なめにしましょう。ご褒美なら小豆くらいの大きさで十分です。どれだけ食べたかよりも、ご褒美をもらえたという事実が重要です。

また、おやつを欲しそうにしていても、簡単には与えないようにしましょう。「ねだればもらえる」と覚えてしまって、おやつばかり食べてしまうことがあります。きちんとした意図を持っておやつをあげるようにしてください。

おやつを与えるときの注意点

おやつの効果的な与え方が分かってきたかと思いますので、ここでは与えるときの注意点について紹介します。与え方によってはワンちゃんやニャンちゃんにとって、マイナスの効果しか出ないことがありますので、きちんと頭に入れておきましょう。

人間の食べ物を与えない

昔はワンちゃんもニャンちゃんも、人間の食べたものの残りを餌として与えられていました。でも人間の食べ物には塩分が多く含まれているため、ペットの食べ物としては適切ではありません。おやつももちろん同じです。

人間が食べているものを欲しがるワンちゃんやニャンちゃんもいますが、絶対に与えないようにしてください。おやつにはペット専用のものを選んで、人間の食べ物とはわけて考えてください。

カロリー管理をしっかりとする

おやつの量の項目でも説明しましたが、おやつを与えるときには食事のカロリーを減らすようにしましょう。もしくはおやつに低カロリーのものを選ぶなどして、総摂取カロリーがオーバーしないように心がけてください。

開封してしまうと、ついつい全部あげてしまいそうになりますが、おやつのカロリーオーバーがワンちゃんやニャンちゃんの肥満につながります。おやつを与えるときには、必ずカロリーをチェックして、食事とのバランスを摂るようにしましょう。

おやつは食事を完食したときだけ

ワンちゃんやニャンちゃんの飼い主の悩みで多いのが、「おやつは食べるのに食事は食べない」というものです。最初におやつをメインにしないことの重要性について紹介しましたが、そうならないためには、食事を残したらおやつをあげないようにすることです。

食事を残しているにも関わらず、おやつを与えるから「おやつは食べるのに食事は食べない」状態になります。食事を残したら、絶対におやつは与えないようにしましょう。ワンちゃんやニャンちゃんの健康を守るためにも、甘やかさないように心がけてください。

推奨したいフード

それではここで当店が扱っている、ワンちゃんやニャンちゃんにおすすめのおやつを紹介します。もちろんここで紹介した商品以外にも扱っていますので、ペットの好みに合わせて最適なおやつを見つけ出してください。

おやつ/シュレッダータラ

鱈を使ったおやつで、お肉ではなく魚の良質なたんぱく質を摂取することができます。鱈だけですと食べにくいというワンちゃんやニャンちゃんのために、食べやすさを重視した加工を行っています。食いつきもいいおやつですので、食欲低下時にもおすすめです。

無添加無着色で、天然素材から作られていますので、安全性もとてもたかいおやつです。水分が少なめで、塩で味付けされていますので、与えるときには水も一緒に飲ますようにしてください。

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おやつ/ササミジャーキー

ササミを牛皮ガムに巻いた歯磨きにもなる人気のおやつです。ササミは一口サイズにカットされているため、とても食べやすいのが特徴です。もちろん無添加無着色ですので、安心して与えることができるおやつのひとつです。

高タンパク低脂質ですので、成長期のワンちゃんにも最適なおやつです。それでいてとてもジューシーですので、食いつきもいいため、食欲が落ちていると感じたときにも適しています。歯磨き効果を期待して、歯磨きを嫌がるワンちゃんにも与えてみるのもおすすめです。

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おやつ/マグロシェーブ

マグロを薄くしたおやつで、何かを上手に出来たときのご褒美に最適です。栄養を手軽にとれるだけではなく、しつけの道具としても活用できます。

マグロの種類や部位によって栄養成分は異なりますが、どこも共通して良質なたんぱく質が含まれていることです。その中でも赤身が他の部位と比べて低カロリーで、またセレンという抗酸化物質が発ガンを抑制し、老化防止にも役立ちます。

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おやつ/きびなご干し

きびなごを乾燥させたおやつです。ビタミンB群も多く含むため新陳代謝がよくなり、ダイエット時のおやつにもお勧めです。代表的な栄養素であるカルシウムをはじめ、豊富なビタミンやミネラルを多く含んでいます。そのカルシウムの含有量は牛乳のおおよそ20倍ほどで他の食べ物にくらべ群を抜いています。

カルシウムは、骨や歯を丈夫にするだけではなく、ストレスを和らげて精神を安定させたり、神経の情報伝達にも重要な役割を果たしています。また、小魚類にはカルシウムの吸収を促進するビタミンDも多く含まれるので、効率のよいカルシウム源になります。

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