オイルをとってきれいにダイエット

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ダイエットのために、脂質をカットしたら肌荒れが目立ち始めた。そういう経験のある人、多いのではないでしょうか?確かに脂質をカットしたら、摂取カロリーが減るため痩せやすくなるのですが、脂分というのは人間の体にとってとても重要な成分です。

もちろん、人間だけでなく、ワンちゃんやニャンちゃんにとっても必要な栄養素で、不足すると人間と同じように肌にトラブルが発生することもあります。そうならないために、オイルを上手に使ってもらいたいというのがこのページの内容になります。

ペットの肌荒れが気になる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

犬と猫の必須脂肪酸

ワンちゃんにもニャンちゃんにも必須脂肪酸というものがあります。必須脂肪酸というのは体内で合成できないけど、体には必要な脂肪酸のことをいいます。これらの脂肪酸は、オイルなどの脂分として食事から摂取する必要があります。

犬の必須脂肪酸

ワンちゃんにとっての必須脂肪酸は次の4つです。どのような食品に含まれているのかも含めてチェックしておきましょう。

・リノール酸:鶏肉、ナッツ類
・αリノレン酸:えごま油、オリーブオイル、くるみ
・EPA:くじら、まぐろ、マイワシ
・DHA:マグロ、ブリ、サバ

猫の必須脂肪酸

ニャンちゃんにとっての必須脂肪酸は上記の4種類に加えて、アラキドン酸が挙げられます。

・アラキドン酸:豚肉、鶏肉、鶏卵、サバ

必須脂肪酸が足りなくなるとどうなるの?

必須脂肪酸が不足すると、細胞の機能が正常に保たれなくなります。皮膚に湿疹が見られたり、脱毛などのトラブルが発生します。それだけではなく、子犬や子猫の場合は、脳の発育が遅れる可能性もあります。臓器障害を発症するケースもあります。

脂肪は太るというイメージから、ペットのためと思って脂肪を減らしてしまうと、ワンちゃんやニャンちゃんの健康が脅かされるという皮肉な結果になってしまいます。摂りすぎると太ってしまう脂肪ですが、不足すると不健康になるため取り扱いが少し難しいですよね。

どのようにして油を摂取すれば、ワンちゃんもニャンちゃんも健康を維持しながらきれいにダイエットできるのかについて、このあと詳しく説明していきます。

ココナッツオイルの効用と使い方

ココナッツオイルダイエットというダイエット方法があります。カロリー制限をほとんどせずに、ゆっくりと痩せられるということで注目されていますが、もちろんペットにもココナッツオイルは有効です。ただし、ダイエットというよりは健康促進の効果のほうが強いかもしれません。

ココナッツオイルってどんなオイル?

そもそもココナッツオイルというのは、どのようなオイルなのでしょう?ココナッツはそれほど脂っこいイメージはありませんので、どうやってオイルができるのか不思議ですよね。

ココナッツオイルはココヤシから作られます。ココヤシの胚乳部分を圧搾抽出して作られるのがココナッツオイルです。胚乳というのはココヤシを半分にカットしたときに見える白い部分のことです。ココヤシからはとても良質な油を作り出すことができます。

ココナッツオイルにはどんな効用がある?

ココナッツオイルの効用として挙げられているのは次のようなものがあります。

・ダイエット効果
・ボケ防止効果
・糖尿病予防
・心臓血管疾患の予防
・アトピーの改善
・免疫力アップ

ココナッツオイルには、まだまだたくさんの効用があると言われています。健康のための魔法のオイルのような存在はココナッツオイルです。これらは人間に対する効用ですが、もちろんワンちゃんやニャンちゃんにも同様の効果が期待できます。

上記の他に、皮膚を柔らかくしたり、肌トラブルを改善するなどの効果を期待でき、老化した関節などのトラブル回避にも役立ちます。ここまで効用があるなら、使わない理由はどこにもありませんよね。

ココナッツオイルの与え方

ココナッツオイルは適当に与えておけばいいというわけではありません。すでに説明しましたように、与えすぎるとカロリーオーバーになってしまいます。通常与えるときは、次の値を参考にしてください。

体重5㎏あたり小さじ1杯

これくらいが適量と言われています。思ったよりも少ないでしょうか?とはいえ脂質は食事などからも摂取していますので、これくらい与えれば十分です。使い方は簡単です。ごはんにココナッツオイルを適量かけておくだけでかまいません。

ただし、いきなり全量与えるのではなく、きちんと食べてくれるのかどうかを確認する必要があります。このため、最初は少量から始めて、徐々に希望する量まで増やしていきましょう。

ココナッツオイルをスキンケアに活用する

ココナッツオイルを食べさせることで、ワンちゃんやニャンちゃんの健康を促進できると言いましたが、ココナッツオイルの効果を感じられるのは、なにも食べるときだけではありません。スキンケアとして、ペットのために使ってあげましょう。

ココナッツオイルをマッサージの要領で肉球に刷り込むと、徐々にオイルが体内に浸透していきます。肉球が荒れやすいワンちゃんやニャンちゃんを飼っているという人は、ぜひココナッツオイルでのメンテナンスをしてあげましょう。

オリーブオイルの効用と使い方

ココナッツオイルはとても優れたオイルでしたが、入手性がそれほどよくありません。そういう場合にはオリーブオイルがおすすめです。基本的な使い方はココナッツオイルと変わりません。量も同じくらいで、体重5㎏あたり小さじ1杯を食事にかけて与えましょう。

オリーブオイルの場合は、オイル内に含まれているオレイン酸が腸内に刺激を与えて便秘の解消などにつながります。このため、便秘気味のワンちゃんやニャンちゃんのポッコリお腹がすっきりします。

腸内に残った一部のオリーブオイルは、腸をコーティングする形になって、ウンチなどを付着させないという効果も期待できます。わたしたちも油の多い中華料理を食べると、便秘が解消することがあります。これと同じことがワンちゃんやニャンちゃんの腸内でも起こります。

もちろん、ココナッツオイルと同様に皮膚のトラブル改善にも効果があります。オレイン酸には細胞を活性化させる効果があり、新陳代謝が促されていきます。そうなると皮膚はどんどん新しいものに生まれ変わりますので、皮膚のトラブルが解消されていきます。

さらに保湿効果も期待できるため、皮膚の乾燥を防ぐことができます。フケの多いワンちゃんにはぜひオリーブオイルを試してみましょう。

ペットにオイルを与えるときの注意点

ココナッツオイルやオリーブオイルだけでなく、えごま油などもワンちゃんやニャンちゃんに効果的だと言われています。油によって必須脂肪酸を補うことで、これまで以上に健康に育ってくれます。でも、与え方を間違えると大きなトラブルになることもあります。ここではペットに油を与えるときの注意点について説明します。

適量を守る

健康になるなら、どんどん与えてしまおう。早く治ってほしいからいつもよりも多めに与えよう。そういう気持ちは分からなくもないですが、何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。適量以上与えると、ワンちゃんやニャンちゃんは体調を崩してしまいます。

体調がそれほど変わらない場合は、カロリーオーバーで肥満になります。この適量を守るというのがオイルでダイエットをするときにとても重要なポイントになります。ワンちゃんやニャンちゃんの健康を願うなら、少しずつ与えるようにしましょう。

トランス脂肪酸は与えない

ワンちゃんやニャンちゃんの健康のために、オイルなどで積極的に脂肪を摂取させたいところですが、注意してもらいたいのは「油ならなんでもいいというわけではない」ということです。油の中にはいい油と悪い油があります。ここでは与えてはいけない悪い油について説明します。

悪い油の代表的な存在がトランス脂肪酸です。トランス脂肪酸は摂取しすぎると悪玉コレステロールを増やして、善玉コレステロールを減らすと言われています。その結果、動脈硬化を引き起こすおそれがあるとされています。

このため海外では、加工食品のトランス脂肪酸含有量の明記が義務付けられていることもあります。安全か危険かについては、様々なところで議論されていますが、避けられるなら避けておくに越したことはありませんよね。

ドッグフードやキャットフード、そしておやつなどにトランス脂肪酸が入っていることがあります。できるだけそのようなフードは与えないようにしましょう。

酸化した油は与えない

もうひとつある悪い油が「酸化した油」です。油というのは酸素と結びつきやすいという特徴があります。ワンちゃんやニャンちゃんの体にいいと紹介してきたオイルも、酸化してしまうと悪い油になってしまいます。

酸化したオイルは、動脈硬化や心臓疾患などにつながるためとても危険です。市販品の多くには酸化防止剤が入っているので、酸化する速度を遅らせることができますが、それにも限界があります。きちんと封をして酸素に触れないようにして保存をしてください。

また、健康のために無添加のペットフードを使っている場合は、酸化防止剤が入っていません。この場合は、酸化するスピードがとても早いので、開封後は密封容器などにいれて保管して、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

もし旅行前などで中途半端に余ってしまうような場合には、もったいなくても捨ててしまいましょう。冷凍庫に保管している人もいるようですが、これを電子レンジなどで解凍すると、さらに酸化が進んでしまいますので、気をつけてください。

基本は食事でしっかり脂質を摂る

オイルの上手な活用方法について説明してきましたが、それらはあくまでも補助的なケアだと考えてください。ココナッツオイルもオリーブオイルもとても効果的ですが、食事でしっかりと脂質を摂取させておけば、さらにいい方向に効果が期待できます。

その中でも最も重要なのが、総合栄養食のドライフードです。ドライフードに良質の脂質が含まれているかどうかで、ワンちゃんやニャンちゃんの肌の状態や、毛並みが変わってきます。価格は高くても、高品質の原材料を使っているドライフードを選びましょう。

基本的には総合栄養食だけで必要な脂質は摂れますが、冬場などの乾燥した季節には、それだけでは皮膚の状態を良好に保てなくなることがあります。人間でも肌荒れで悩まされるのは冬が多いですよね。ワンちゃんやニャンちゃんでも同じです。

そういうときは、おかずやおやつで脂質をしっかり摂らせましょう。また、皮膚の状態を改善するには、脂質だけでなくビタミンなどの摂取も必要です。ときにはサプリメントなども活用して、不足している栄養素を補ってあげましょう。

オイルを使ってきれいにダイエットをするというのは、その次の段階です。まずは不足しない環境を整えてあげましょう。

推奨したいフード

ここまでオイルを使ったワンちゃんやニャンちゃんのダイエット方法について説明してきました。なんとなくでも脂質の重要性は理解してもらえたかと思います。最後に当社で扱っている、脂肪酸をしっかり摂れるフードや、肌荒れ対策におすすめのフードなどをご紹介しています。

結局何を使えばいいのか分からないという飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

犬用ドライフード/猫用ドライフード

当社で扱っているドライフードには、皮膚に良いとされているオメガ3・6といった脂肪酸が入っています。さらにビタミンBが豊富とされているビール酵母も使われており、とても栄養バランスがいいフードに仕上がっています。

毎日食べる総合栄養食だからこそ、少しでもいいものを食べてもらいたい。そんな思いを持っている飼い主さんにぜひ試してもらいたいフードのひとつです。

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パーフェクトノニ150DX

ビール酵母に含まれるビタミンB複合体は皮膚の状態がよくなり、被毛に艶が出て毛量も改善してくれます。それだけでなく栄養価も高く、免疫力のアップも期待できるのがパーフェクトノニ150DXの魅力です。ワンちゃんでもニャンちゃんにもおすすめのサプリメントです。

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缶詰/ホースビーンミール

肌荒れ対策に有効とされているコエンザイムQ10入りの、ヘルシーなアルゼンチン産馬肉を使ったおかず缶詰です。低カロリーですが歯ごたえがよく、しっかり食べている気分になるため太りにくいおかずとしてもおすすめです。

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おやつ/アレルゲンフリービスケット

アレルギーの原因となる品目を、一切使用していないおいしいビスケットです。ビスケットですが、脂肪分も多く含んでいますので、おやつを食べながら脂分をきっちり摂取できます。食事だと脂分を嫌がるというワンちゃんにおすすめです。

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