犬や猫におからを与えても大丈夫?食べさせるメリットと注意点

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私たち人間のダイエット食材のひとつとして人気の高いおからですが、肥満気味の犬や猫にも同じようなダイエット効果があるのか気になりますよね。もし痩せられるなら、使ってみたいという飼い主さんも多いかと思います。ここではそんなおからを犬や猫に与えるメリットや注意点についてご紹介します。

そもそもおからって何?

若い人には、まず「おから」が何なのかについて説明したほうがいいかもしれません。おからは豆腐を作る過程でできる大豆の絞りカスです。卯の花と呼ばれることもあり、日本では安価に入手できる食材のひとつとして、古くから親しまれてきました。

絞りカスだったら栄養もほとんどないのでは?と思うかもしれませんが、実は驚くほど栄養が多く含まれた食材です。栄養価については後ほど詳しくご紹介しますが、豆腐よりも優れている栄養成分もあり、健康維持にとてもおすすめの食材です。

ただ問題なのは、そんな食材を犬や猫に与えても大丈夫なのかということですよね。次章ではその点について詳しくご紹介しています。

犬や猫におからを与えても大丈夫?

おからは大豆から作られていますが、犬も猫も大豆を食べても問題ありませんので、おからを与えても大丈夫です。ただし、犬も猫も本来は肉食動物ですので、大豆などの野菜を消化するのが得意ではありません。このため、与え方にはいくつかの注意が必要です。

何を注意すればいいのかについても後ほどご紹介しますが、おからが含まれている市販品のおやつやおかずを与えるくらいなら、ほとんど気にする必要はありません。むしろメリットがとても多い食材のひとつで、ダイエット効果も期待できます。

どのようなメリットがあり、なぜダイエット効果が期待できるか、おからについて少し詳しく説明していきます。私たち人間にとっても魅力的な食材ですので、自分のための知識としても頭に入れておきましょう。

おからの栄養価

それではまず、おからの栄養価について見ていきましょう。おから100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:111kcal
たんぱく質:6.1g
脂質:3.6g
炭水化物:13.8g
ナトリウム:5mg
カリウム:350mg
カルシウム:81mg
マグネシウム:40mg
リン:99mg
鉄:1.3mg
亜鉛:0.6mg
銅:0.14mg
ビタミンE:0.7mg
ビタミンK:8μg
ビタミンB1:0.11mg
ビタミンB2:0.03mg
葉酸:14μg
コレステロール:0
食物繊維:11.5g

おからのメリットなのがカロリーの低さです。100gで111kcalですので、絹ごし豆腐の倍近いカロリーがありますが、牛肉などと比べると十分にカロリーは低めです。このため、ドッグフードのかさ増しなどに利用できます。

さらにたんぱく質、脂質、炭水化物のバランスが良く、なんと言っても食物繊維も多く含まれています。ちなみに炭水化物は13.8gもありますが、そのほとんどが食物繊維ですので、糖質は2.3gしかありません。このため糖質制限をしている人にも最適な食材のひとつです。

おからに期待できる効果

おからにはほとんど栄養がないと思っていた人も、栄養成分を見て、とても有効な食材であることを理解してもらえたのではないでしょうか。高い栄養価のある食材ですので、犬や猫に与えることで、次のような効果が期待できます。

  • 腸内環境を整える効果(便秘の解消)
  • ダイエット効果

それぞれの効果について、詳しく見ていきましょう。

腸内環境を整える効果(便秘の解消)

おからには、ごぼうの2倍の食物繊維が含まれています。その食物繊維も水に溶けない性質を持っていますので、腸内の老廃物などを絡め取りながら排泄してくれます。このため、おからを定期的に食べておくと、常に腸内がきれいな状態を保つことができます。

また、腸の動きを活発にしてくれるため、便を押し出す効果も期待できますので、便秘気味のワンちゃんやニャンちゃんに与えることで、便秘が解消することも期待できます。便秘は皮膚トラブルの原因のひとつですので、おからを与えることで皮膚トラブルも改善されます。

ダイエット効果

おからは牛肉などと比べるとカロリーが少ないため、ドッグフードやキャットフードの代わりに与えるだけで、摂取カロリーを抑えることができます。しかも、食物繊維が豊富ですから満腹感も腹持ちも優れていますので、「お腹空いた」と訴えてくることもありません。

すでにお伝えしましたように糖質がかなり少ないので、食後に血糖値が上がりにくいというメリットもあります。通常のドッグフードは糖質が多く含まれていますので、どうしても脂肪になりやすいという問題がありますが、それをおからに変えることで、脂肪がつきにくい食事に切り替えることができます。

犬や猫におからを与えるときの注意点

ダイエット効果もあり、腸内環境を整えてくれる食材のおから。犬や猫だけでなく、私たち人間も積極的に摂取したい食材ですが、ワンちゃんやニャンちゃんに与えるときには、2つの注意点があります。

  • 与えすぎないようにする
  • 大豆アレルギーがないことを確認する

食物繊維が多く含まれていて便秘の解消になるとお伝えしましたが、それだけ排便を促すということですので、与えすぎると下痢になってしまう可能性があります。さらに、かさ増しに使いすぎると、今度はカロリー不足になって元気がなくなってしまうことも考えられます。

気をつけたいのは「適量与える」ということです。自分でドッグフードに混ぜて与えるのであれば、まずは少量から与えてお腹をくださないか確認しましょう。少量から与えることで、大豆アレルギーのリスクも軽減されます。

ワンちゃんやニャンちゃんの中には、わずかながら大豆に対してアレルギーを持っている個体もいます。いきなりたくさんのおからを与えると、大豆アレルギーにより体調を崩す可能性がありますので、それを回避するためにも、ちょっとずつ与えて様子を見るのがベストです。

  • 皮膚が赤くなる
  • 脱毛が見られる
  • 体をひっかく
  • 下痢や嘔吐

このような症状が見られたら、大豆アレルギーの可能性があります。与えるのを止めて、かかりつけの獣医さんに診察してもらいましょう。

おからを使った当店のおすすめおかず

おからの効果は分かっても、自分で与えるのは量がわからないし、市販品はどれを選んでいいのか分からないという飼い主さんのために、当店で取り扱っているレトルトおかず「チキンオカラベジ」をご紹介します。

通常のドライフードに混ぜて与えることができる、合成保存料・着色料無添加のおすすめおかずです。

チキンオカラベジ

チキンをベースにおからやにんじん、かぼちゃといった、ビタミンなどの栄養価の高い食材を配合して作られたおかずです。そぼろ状になっていますので、食欲が落ちているワンちゃんやニャンちゃんでも、無理なく食べることができます。

内容量:90g
原材料:鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水
購入ページ:https://www.dogfood11.jp/SHOP/3002.html

まとめ

おからは栄養バランスに優れ、さらには豊富な食物繊維を含んだ食材です。大量に摂取しないように気をつける必要がありますが、通常使用の範囲では大きなトラブルもなく、ワンちゃんやニャンちゃんの肥満解消にもつながります。

便秘や皮膚トラブルの解消効果も期待できますので、肥満も含めてなんとかしたいと考えている飼い主さんは、ぜひおからを活用してみましょう。市販品を選ぶときには、その効果を高めるためにも合成保存料・着色料無添加の商品を選ぶことも忘れないでください。


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