酸化防止剤に茶カテキンを使用したペットフードを選ぶ理由

Pocket

ペットフードに含まれる危険な添加物のひとつとして挙げられるのが、ドッグフードやキャットフードを長持ちさせるための酸化防止剤です。すべての酸化防止剤が危険というわけではありませんが、輸入品のペットフードには、日本での使用が認められていない酸化防止剤を使ったものもたくさんあります。

そんな中で注目されているのが、茶カテキンです。とても安全性が高く、優れた酸化防止効果を期待できる茶カテキン。それを使用したペットフードを選ぶ理由についてご紹介します。

ペットフードにおける酸化防止剤の役割

茶カテキンの魅力についてご紹介する前に、酸化防止剤の役割について理解することから始めましょう。安全な酸化防止剤を知るために、まずはどんな効果があるのかについて、その基礎知識だけでも覚えておきましょう。

食品の劣化を防ぐ

酸化防止剤と聞くだけで「良くないもの」と思う人もいるかもしれませんが、酸化防止剤はすべてが健康に悪いというわけではありません。むしろ、きちんと管理された酸化防止剤を使うことで、食品の劣化を防ぐことができます。

酸化はペットフードなどの食品が空気中の酸素に反応して、変色などの劣化を引き起こします。皮を剥いたりんごをそのままにしておくと、茶色に変色するのは知っていますよね。これも酸化による劣化のひとつです。

酸化した食品を食べ続けると老化が早まると言われています。酸化防止剤を添加することで、そのような食品の劣化を防ぐことが出来ます。

食品の安全を維持する

酸化防止剤のもう1つの役割は、微生物の繁殖を防ぐことです。ワインなどでは、微生物の繁殖を抑えて安定した味を作り出すために酸化防止剤を利用します。微生物は食品を腐敗させてしまいますが、その繁殖を防ぐことで、食品の安全性を守ります。

酸化防止剤を利用すれば、食品の賞味期限が長くなり、結果的にペットフードなどの価格を抑えることができます。酸化防止剤が入っていないペットフードは、開封するとすぐにダメになってしまいます。酸化防止剤を使うことで、より安全に長持ちさせることが可能です。

危険な酸化防止剤の種類

酸化防止剤の本来の役割を考えれば、酸化防止剤は必ずしも悪いものではないということを理解してもらえたかと思います。でもやはり危険な酸化防止剤もあります。特にペットフードの場合は、明確な規制がないため、輸入品などでは日本で使用が認められていない酸化防止剤を使っていることも珍しくありません。

そのようなペットフードを選ばないようにするために、ここでは危険な酸化防止剤の種類と、どのような危険性があるのかについて説明します。

BHA

BHAは正式名称を「ブチルヒドロキシアニソール」と言います。ペットフード安全法では、このBHAは安全性が確認で範囲での利用を認めています。使用基準以下ならペットフードに含まれているBHAを一生食べ続けても、体には問題ないとされています。

ただし、BHAはそもそもガソリンの酸化防止剤として使われていたもので、とても高い酸化防止効果があります。ただし、マウスに与えると死亡したという実験があり、多量の摂取は必ずしも安全とは言えません。安全にこだわりたいのであれば、できるだけBHAを使っていないペットフードを選びましょう。

BHT

BHTの正式名称は「ジブチルヒドロキシトルエン」と呼ばれています。BHAはガソリンの酸化防止剤でしたが、BHTは石油の酸化防止剤として使われています。摂取しすぎると、とても高い発がん性があるとされています。

人間の食品でも、バターやガム、そして魚介類の冷凍食品などに使われていますが、安全性という面では、あまり使いたくない酸化剤のひとつです。

エトキシキン

エトキシキンは毒性が強い酸化防止剤のひとつです。人間の食品添加物としては使用を認められていない酸化防止剤ですが、輸入品のドッグフードやキャットフードには大量のエトキシキンが含まれています。これは、エトキシキンがとても安価に入手できるためです。

エトキシキンを添加することで、ペットフードが腐敗しにくいというメリットがありますが、それ以上に発がん性物質の危険性のほうが大きい酸化防止剤です。健康のために使うべき酸化防止剤が、健康を損なう原因となるのは皮肉な話ですが、もしワンちゃんやニャンちゃんの健康を守りたいのであれば、エトキシキンの使われていないペットフードを選びましょう。

酸化防止剤は自然由来のものを選ぶ

上で紹介した酸化防止剤はすべて、人工的に作られたものです。人工的に作られた酸化防止剤は人間だけでなく、他の動物にも悪い影響を与えます。ところが同じ酸化防止剤でも自然由来のものを選べば、とても安全性が高くなることがあります。

自然由来の酸化防止剤の代表的なものには、下記のようなものがあります。

・ビタミンC
・ビタミンE
・クエン酸
・コーヒー豆摘出物
・ローズマリー抽出物
・緑茶抽出物(カテキン)

食品にビタミンCが含まれているのは、知っている人も多いかもしれません。ただ、ビタミンCを栄養として添加していると思っている人もいますよね。食品に含まれている、ビタミンCの多くが酸化を抑えるために使われています。

これら自然由来の酸化防止剤は、とても安全性が高いという特徴があります。ただし上記で紹介したような、人工的に作られた酸化防止剤と比べると、その効果はそれほど長くありません。このため、開封後にできるだけ早く食べきるようにしなくてはいけません。

酸化防止剤としての茶カテキンとは

前置きがかなり長くなってしまいましたが、ここからが本題です。自然由来で安全な酸化防止剤として注目されているのが茶カテキンです。ペットフードでも使われることが多くなってきましたが、どのような特徴があるのかについてご紹介します。

カテキンという言葉を耳にしたことがあっても、いまいちどのような成分なのか分かっていないという人も多いかと思います。日本茶を飲んだときに渋みを感じることがあると思いますが、この渋みが茶カテキンです。

十分に乾燥した茶葉の13~30%が茶カテキン成分だと言われています。茶カテキンはポリフェノールの一種で、酸化することでタンニンと呼ばれる物質に変わります。

カテキンそのものはとても酸化しやすい物質です。このため、食品とカテキンを同じ空間に置いておくと、空間中の酸素を食品よりも早くカテキンが吸収します。その結果として食品の酸化を遅らせることができるという仕組みです。

少し分かりにくいのですが、シリカゲルのようなものだと考えてください。せんべいなどにシリカゲルを入れると、シリカゲルが水分を吸うため、せんべいが湿気るのを防ぐことができますよね。茶カテキンも同じように、酸素を吸うことで食品の参加を抑えてくれます。

酸化防止以外のカテキンに期待できる効果

酸化防止剤としての効果以外にも、カテキンには様々な効果が期待できます。ここではどのような効果を期待できるのか、カテキンの魅力についてご紹介します。

美肌効果

カテキンには美肌効果があると言われています。ワンちゃんやニャンちゃんに美肌効果なんて求めてないと思うかもしれませんが、美肌になるということは、皮膚の状態がとてもよく保たれるということでもあります。

カテキンにより体内の活性酸素が取り除かれますので、それによってシワやシミ、たるみを作らせない効果を期待できます。緑茶にはアンチエイジング効果があると言われていますが、カテキンの美肌効果がその要因のひとつと言われています。

殺菌作用

緑茶の抗菌効果が注目されたのが、日本中で猛威を振るったO157です。O157による食中毒を防ぐのに、緑茶カテキンが効果的だと言われたことで、緑茶を積極的に飲んだという人も多いのではないでしょうか。

実はカテキンの殺菌作用が効果的なのはO157だけではありません。コレラ菌や赤痢菌などの非常に危険な菌を殺し、さらに細菌が出す毒素を解毒することもできます。お茶でうがいするとインフルエンザ予防になると言われていますが、それもこの殺菌作用によるものです。

血中コレステロールの低下

動脈硬化に繋がる血中コレステロール。緑茶を飲むことでその値を下げることができると言われています。コレステロールには悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の2種類がありますが、カテキンは悪玉コレステロールの値だけを減らします。

継続して摂取することで血液の状態が良くなり、体脂肪率の低下やダイエット効果なども期待できます。

カテキンの安全性

ここまでカテキンの魅力について説明してきました。とても魅力的な成分なのは理解できたかと思いますが、おそらく気になるのはカテキンが本当に万能な成分なのかということですよね。実は危険性も抱えているのでは?そう思う人のためにカテキンの安全性についても述べておきます。

茶カテキンは、カナダやフランスなどの一部の国で肝臓障害の事例があります。このため、以前はカテキンが医薬品として販売されていましたが、現在は販売禁止措置が取られている国もあります。マウスを使った実験でも肝臓に毒性が発生したという報告もあります。

ただし、日本ではヘルシア緑茶のように高濃度茶カテキンを含んだ緑茶がトクホとして販売されています。ヘルシアの販売元でもある花王では様々な実験を経て、その安全性が証明されています。実際に日本ではカテキンが原因の障害は発生していません。

とはいえ、世の中には万能の栄養成分はありません。どんな優れた栄養成分でも摂取のし過ぎは体にとってマイナスの効果が発生することがあります。カテキンも必要以上の摂取によって、肝機能の低下なども考えられます。

ですので、カテキンだけを与え続けるのは避けておいたほうが確実です。とはいえ酸化防止剤として利用されている程度でしたら、危険性はまず考えられません。それ以上のメリットのほうがたくさんありますので、ペットフードとして与えるときには気にせずに利用しましょう。

ペットにカテキンを与えるときの注意点

カテキンは危険性が低く、それ以上にメリットが多い成分ですが、ペットに与えるときにはいくつかの注意点があります。どのような点に注意すべきなのか見ていきましょう。

お茶の状態では与えない

いくらカテキンが効果的だからといって、緑茶やウーロン茶といったお茶の状態でカテキンを与えないようにしてください。カテキンそのものには問題ありませんが、それらにはカフェインが含まれています。

そもそもワンちゃんやニャンちゃんは好んでお茶を飲もうとはしませんが、間違って飲んでしまうこともあります。それによってカフェイン中毒になるワンちゃんやニャンちゃんがいます。ペットにカテキンを与えるときは、お茶から抽出してカフェインなどを分離されたものを選びましょう。

必要以上に摂取しない

これはすでに紹介したことですが、カテキンを摂取しすぎると健康を損なってしまう可能性があります。カテキンのサプリメントなどを売られていますが、そのような方法でワンちゃんやニャンちゃんにカテキンを与えないようにしましょう。

あくまでも安全な酸化防止剤としての利用をベースに考えて、補助的に様々な効果が期待できるくらいに考えておきましょう。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。積極的に摂るというよりは、商品を比較したときに酸化防止剤としてカテキンが含まれているものを選ぶ。それくらいの感覚で摂取しましょう。

当店で扱っている茶カテキンを含んだおすすめフード

当店で扱っているドライフードのeateatプレートシリーズは、いずれも酸化防止剤に緑茶から抽出された茶カテキンを使用しています。徹底してワンちゃんやニャンちゃんの安全にこだわったペットフードですので、安心して毎日の食事に利用できます。

eateatプレートシリーズは原材料一つ一つの品質にこだわり、主原料などといったあいまいな表現ではなくすべての原材料を開示しています。多くのペットフードに使用されている家畜品質の飼料等といったものは一切使用しておりません。

さらには、動物性脂肪の弊害を考慮して、原材料に魚のアジを使っています。このためeateatプレートシリーズには、ワンちゃんやニャンちゃんの健康の維持や向上に役立つオメガ3脂肪酸が多く含まれているという特徴もあります。

もちろん合成保存料、合成着色料は一切無添加となっています。

犬用
プレートワン(生後~6才):商品はこちら
プレートツー(成犬・老犬):商品はこちら
プレートスリー(全年齢):商品はこちら

猫用
プレートキャットワン(仔猫・成猫):商品はこちら
プレートキャットツー(成猫・老猫):商品はこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする