投稿一覧 | うちのこわんにゃん! | 国産安全無添加のドッグフード・キャットフードを扱うお店の情報ブログ https://uchinoko11.com ドッグフード・キャットフードに関するお客様の声、食事相談、評判、犬や猫についての様々な情報を発信し、飼い主さんにとってお役に立つ情報を日々お届けしている、ペットフードショップが運営するブログサイトです。 Thu, 25 Apr 2019 11:51:11 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 愛犬・愛猫を病気知らずにしよう!効能たっぷりかぼちゃの魅力 https://uchinoko11.com/column/food-pumpkin/ Thu, 25 Apr 2019 11:51:11 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2703 蒸すと甘くてホクホクするため、かぼちゃが好きだという飼い主さんも多いかと思います。美味しそうに食べていると、ワンちゃんやニャンちゃんが興味を示すこともありますが、飼い主さんとしては、与えても大丈夫なのか気になりますよね。

かぼちゃは栄養価も高いので、もし与えてもいいなら積極的に活用したいとことです。ここではそんなかぼちゃについて、食べさせても安全なのかどうかを解説し、与えるときの注意点などの情報をまとめてご紹介していきます。

犬や猫にかぼちゃを与えても大丈夫?

まず飼い主さんが気になるのは、犬や猫がかぼちゃを食べても大丈夫なのか、きちんと消化できるのかということですよね。この点に関しては安心してください。与え方に注意が必要ですが、基本的には犬も猫も食べることができる野菜です。

実際に、犬や猫用のフリーズドライのかぼちゃや、かぼちゃを使ったペットフードなどもありますので、知らず知らずのうちに飼い主さんが与えているということもあります。もちろん、大丈夫だからといってかぼちゃばかり与えるのはいけません。

そう言われると「どれくらい与えるのがいいの?」「与える意味はあるの?」という質問をされますので、次章からは、犬や猫にかぼちゃを与える理由や注意点などを、分かりやすくご紹介していきます。

かぼちゃの栄養価

それではまず、大豆の栄養価について見ていきましょう。かぼちゃ100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:91kcal
たんぱく質:1.9g
脂質:0.3g
炭水化物:20.6g
ナトリウム:1mg
カリウム:450mg
カルシウム:15mg
マグネシウム:25mg
リン:43mg
鉄:0.5mg
亜鉛:0.3mg
銅:0.07mg
ビタミンA:330μg
ビタミンE:4.9mg
ビタミンK:25μg
ビタミンB1:0.07mg
ビタミンB2:0.09mg
ビタミンC:43mg
葉酸:42μg
食物繊維:3.5g

かぼちゃは100gで91kcalあります。高カロリーというわけではありませんが、低カロリーと呼べるほどでもありません。炭水化物が多いというのも含めて、ダイエット目的で野菜を与えたいというときには、かぼちゃはそれほど役に立ちません。

栄養成分として目立つのはビタミン群の多さです。被毛や皮膚の状態を改善できるビタミンAや抗酸化作用の高いビタミンE、強い骨を作るのに必要なビタミンKなども多く含まれています。たんぱく質が少ないので、メインのフードとしては使えませんが、ビタミン不足を補えますので、トッピングとしての利用に適しています。

かぼちゃに期待できる効果

冬至のかぼちゃは風邪の予防になると言われていますが、かぼちゃをワンちゃんやニャンちゃんに与えると同じように病気の予防になったりするのでしょうか?かぼちゃを与えることによってどんな効果が期待できるのかを見ていきましょう。

  • 被毛や皮膚の健康状態を維持できる
  • 老化防止
  • ウイルスや細菌などから体を守る

どうやらワンちゃんやニャンちゃんでも、人間と同じように健康維持に役立ちそうな感じがしますね。それぞれの効果について、もう少し詳しく見ていきましょう。

被毛や皮膚の健康状態を維持できる

ワンちゃんやニャンちゃんの被毛や皮膚はたんぱく質から作られていますが、それらの状態を維持するにはたんぱく質だけでは足りず、ビタミンAやビタミンEが重要になります。特にビタミンAは皮膚や被毛のターンオーバーを活性化させる効果があります。

犬は体内でビタミンAを合成することができますが、猫はそれができませんので、食事からしっかりとビタミンAを摂取しなくてはいけません。犬の場合もフケで悩んでいるのであれば、かぼちゃを食べさせて、ビタミンAを補給することで改善されることもあります。

老化防止

抗酸化物質という名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、抗酸化物質は細胞などが酸化するのを防ぐ効果があります。酸化はそのまま老化につながりますので、体内に抗酸化物質が多く溜まっていると、老化を防ぐことができます。

そして、かぼちゃには酸化防止効果のある、ビタミンEとビタミンCが多く含まれています。いずれのビタミンも抗酸化物質としての効果がありますので、摂取することで体の老化を遅らせる効果を期待できます。

ウイルスや細菌などから体を守る

冬至のかぼちゃの効果は、人間だけでなくワンちゃんやニャンちゃんにも期待できます。かぼちゃに含まれているビタミンAは免疫力アップにつながります。正確にはビタミンAが不足していると免疫力が下がってしまいます。

かぼちゃのビタミンAは、がん予防にも効果があると言われています。ビタミンAをしっかりと摂っておくと、体内の粘膜が正常化し、ウイルスや細菌などから体を守ってくれます。その結果、内臓などのストレスが少なくなり、がんの発生リスクを減らすことができるというわけです。

犬や猫にかぼちゃを与えるときの注意点

犬や猫の健康維持にとても効果的なかぼちゃですが、与える上で気をつけたい点が3つあります。

  • 最初は少量から与えてみる
  • 加熱したかぼちゃを与える
  • 毎日は与えない

これだけですと、何を注意してなくてはいけないかが分かりにくいため、それぞれの注意点を詳しく説明していきます。

最初は少量から与えてみる

あまり多くは見られませんが、かぼちゃにアレルギー反応を示すワンちゃんやニャンちゃんもいます。このため、これまで与えたことがなかったのであれば、まずは少量から与えて見るようにしましょう。体調の変化が分かるように、茹でたかぼちゃを少しだけおやつなどに与えてみてください。

そのあと痒がったり、吐いたりした場合にはアレルギーもしくは体に合っていない可能性があります。また、かぼちゃには食物繊維も多く含まれていますので、下痢になることもあります。便もしっかりチェックしてください。

かぼちゃは健康維持に役立ちますが、絶対に食べさせなくてはいけないものでもありませんので、悪い反応が見られたときには、与えるのをやめておきましょう。

加熱したかぼちゃを与える

人間でもかぼちゃを生で食べる人はほとんどいないと思いますが、犬や猫に与えるときも必ず加熱したものを与えるようにしましょう。加熱するとかぼちゃは柔らかくなりますが、そのまま与えるととても硬く、消化しにくいため内臓に負担をかけてしまいます。

また、かぼちゃの種も消化しづらいため、種は取り除いて与えるようにしましょう。人間が食べるのと同じ状態にしてあげれば問題ありません。ただし、味付けはしないように気をつけてください。ワンちゃんやニャンちゃんは自然の甘さだけで十分満足してくれます。

毎日は与えない

かぼちゃは野菜ですが、低カロリーというわけではないため、毎日食べさせるというのはあまりおすすめできません。そしてビタミンが豊富ゆえに、ビタミンが過剰になってしまう危険性もあります。いずれも大量に与えなければ気にする必要はありません。

ただ、与えすぎると健康維持になるどころか、体調を崩してしまうということも頭に入れておいてください。人間のようにしっかりと食べる必要はありません。普段のドライフードにほんの少し混ぜて与えるだけで十分に効果があります。

ワンちゃんやニャンちゃんによって適量が違いますが、小型犬や猫で50g/日以下、中型犬で100g/日以下くらいを目安に与えてください。

かぼちゃを使った当店のおすすめおかず

かぼちゃをワンちゃんやニャンちゃんに与えるメリットは分かっても、適量の判断が難しいですし、わざわざかぼちゃを茹でるのも大変ですよね。そういうときには市販品のペットフードを上手に活用しましょう。

当店でも下記の3種類のおかずを用意しています。

  • チキンチーズ
  • チキンオカラベジ
  • ビーフベジ

それぞれ単品でも与えることができますが、おすすめはドライフードに混ぜて与えるという方法です。そうすることで栄養バランスを保ちながらも、かぼちゃの効果を得ることができます。それぞれのおかずについて、詳しく見ていきましょう。

チキンチーズ

チキンチーズは、ヘルシーな鶏ささみと鶏むね肉をベースに、嗜好性の高いチーズを混ぜて作られたおかずです。プロセスチーズとかぼちゃの相性がとても良く、食欲の落ちているワンちゃんやニャンちゃんでも、しっかりと完食してくれると評判です。

内容量:90g
原材料:鶏ササミ、鶏むね肉、かぼちゃ、プロセスチーズ、こんにゃく粉、水

高タンパク低カロリーな国産鶏肉ササミと、カルシウム豊富なチーズを配合した嗜好性の高いダイエット向きにもなるおかずです。安心の国産素材を使ったペットフードで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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チキンオカラベジ

当店のおかずの中でもロングセラー商品となっているのが、鶏肉とおからをベースに作られたヘルシーなチキンオカラベジです。かぼちゃはもちろんのこと、にんじんやトマトピューレも入っていますので栄養バランスが高く、しかもそぼろ状で食べやすいおすすめのおかずです。

内容量:90g
原材料:鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水

おから、人参、かぼちゃといったビタミン豊富な野菜をミックス。「食べやすさ」を追求し、国産鶏肉をそぼろ状に調理した当店人気ナンバー1のダイエット向きおかずです。安心の国産素材を使ったおかずで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャ...
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ビーフベジ

やっぱり牛肉への食いつきが1番いいというワンちゃんやニャンちゃんにおすすめなのが、ビーフベジです。脂肪分を抑えていますので、牛肉でもそれほどカロリーが高くなく、嗜好性も高いので、しっかりと食べてもらいたいときに適した一品です。

内容量:90g
牛肉(カナダ産)、馬肉(アルゼンチン産)、にんじん、かぼちゃ、きゃべつ、トマトピューレ、こんにゃく粉、水

牛肉、馬肉を食べやすいようにそぼろ状に調理し、ビタミン豊富な野菜を配合したダイエット向きにもなるおかずです。安心の国産素材を使ったペットフードで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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まとめ

かぼちゃはビタミンが豊富な野菜で、人間だけでなく犬や猫にとってもとても魅力的な食材のひとつです。ただし、加熱したものを与えるなどの注意点があり、与えすぎにも気をつけなくてはいけません。このため、自分で調理して与えるのはとても大変ですよね。

そういう食材を使うときには、すでに加工された市販品を活用しましょう。そのときに注意してもらいたいのが、人工添加物が入っていないということです。せっかく体にいいものを与えるわけですから、そこにおかしなものが入っているともったいないですよね。

当店で取り扱っている商品は、すべて人工添加物不使用で健康面も考えたものばかりです。上記でご紹介した以外にも自信を持っておすすめできるフードを揃えていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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ビタミン摂取で皮膚トラブルを回避!犬や猫に野菜を食べさせよう https://uchinoko11.com/column/food-vegetable/ Fri, 12 Apr 2019 06:02:37 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2693 現代の犬や猫は雑食ですが、そもそもは肉食動物だったため、野菜を与えなくても問題ありません。しかも栄養面だけを考えればドライフードを適量与えておけば、栄養不足になることはありません。でも、野菜をうまく活用することで健康維持をサポートすることができます。

皮膚トラブルを解消したり、肥満を防いだりすることもできます。ただし、どんな野菜でも問題ないというわけではなく、与え方にも注意が必要です。ここでは犬や猫にどのように野菜を与えればいいのか、そのポイントをご紹介します。

犬や猫に野菜を与えるメリット

そもそも「犬や猫に野菜を与えても大丈夫なのか」という心配があるかもしれませんが、これに対する回答としては「大丈夫な野菜と危険な野菜がある」になります。どのような野菜が危険なのかは後ほどお伝えしますが、それらを避けておけば野菜を与えても問題ありません。

でも、食べなくても問題ないのなら、わざわざ手間とお金をかけて野菜を与えなくてもいいのでは?と思いますよね。もちろん、野菜を食べさせることに意味はあります。野菜には様々な栄養成分があり、下記のようにワンちゃんやニャンちゃんの健康にプラスに作用するためです。

  • 便秘の解消
  • ダイエット
  • 腸内環境を整えてくれる
  • 皮膚や被毛の状態を整える

人間が野菜を食べるときに期待できる効果に似ていますよね。犬や猫も人間と同じ哺乳類ですから似ていて当然です。それぞれの効果についてもう少し詳しく見ていきましょう。

便秘の解消

野菜には多くの食物繊維が含まれています。犬や猫はこの食物繊維を消化するのが苦手です。だから野菜を与えてはいけないという考えの人もいますが、消化されなかった水溶性の食物繊維は腸内で便の中に溶け込み、便を柔らかくしてくれます。

不溶性の食物繊維は腸の動きを活発にしてくれる効果があります。便が柔らかくなり、腸の動きがよくなれば、便は腸内をスムーズに流れていきます。このため、便秘気味のワンちゃんやニャンちゃんに野菜を与えると便秘が解消するというわけです。

ダイエット

消化されない食物繊維は便秘を解消するだけでなく、ワンちゃんやニャンちゃんに満腹感を与えてくれます。犬や猫は空腹感があるからごはんを欲しがります。でも食物繊維の含まれたフードを与えると、食物繊維が胃や腸の中で膨らむため、少量でも満腹感を得られます。

ドライフードでダイエットをするときに、与える量を減らしてしまうと、ワンちゃんやニャンちゃんは空腹感からストレスを感じてしまいますが、食物繊維を含んだ野菜を一緒に与えてあげれば、無理なくダイエットを進めることができます。

腸内環境を整えてくれる

食物繊維にはまだまだ効果があります。腸内には善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が優勢な状態が健康を維持しやすくなるという話を聞いたことがあるかと思います。その善玉菌の餌となるのが食物繊維なのです。このため、食物繊維を食べることで腸内は善玉菌が優勢な環境になります。

腸内環境が整うと、下痢を解消やアレルギーを軽減するなどの効果のほか、ストレスも小さくなるという研究結果が発表されています。腸内環境は性格にも影響を与えることが分かっており、そんな腸内環境を整えるためにも野菜の食物線はとても役に立ちます。

皮膚や被毛の状態を整える

野菜を食べる効果は食物繊維だけではありません。猫はビタミンAを体内で作ることができませんので食べ物から摂取する必要があり、犬はビタミンAを体内で作れるものの不足しがちな栄養素でもあります。野菜を与えればビタミンA不足になるのを防げます。

ビタミンAは皮膚のターンオーバーを促す効果を期待でき、さらには野菜に多く含まれるビタミンCは皮膚や被毛の状態を整えてくれます。総合栄養食のドライフードでももちろん、これらが含まれていますが、それでも皮膚や被毛の状態が悪いという場合には、ビタミンが不足している可能性があります。

野菜を食べることで、しっかりとビタミンを摂取できますので、被毛や皮膚のトラブルを解消することが期待できます。

犬や猫におすすめしたい6種類の野菜

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • キャベツ
  • にんじん
  • ブロッコリー
  • 大根

栄養面や食物繊維の多さから、ワンちゃんやニャンちゃんにおすすめしたい野菜がこの6種類です。それぞれの野菜についての特徴を簡単にご紹介します。

かぼちゃ

かぼちゃは栄養価のとても優れた野菜で、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンCだけでなく、血圧を維持してくれるカリウムも多く含まれています。ただしカロリーが高いという難点がありますので、トッピングに少量使いましょう。消化のために加熱して与えてください。

さつまいも

さつまいもはビタミンCとビタミンBを含み、そしてご存知のように食物繊維が豊富な野菜です。満腹感を得やすく、ダイエット効果も期待できます。犬や猫は丸飲みしてしまう可能性がありますので、加熱して柔らかくし、小さくカットして与えましょう。

キャベツ

キャベツは食物繊維が多く含まれ、ビタミンCも豊富な野菜です。水分も多いため、生で与えるとかさ増しになり、ダイエット効果が期待できます。加熱すると栄養素を吸収しやすくなりますが、ビタミンCが茹で汁に逃げてしまいますので、茹で汁も一緒に飲ませましょう。

にんじん

にんじんはビタミンAに変換されるβカロチンが多く含まれているため、積極的に与えたい野菜のひとつです。しかもカロリーが低いためダイエットにも効果的です。ただし生のにんじんはビタミンCを壊してしまいますので、かならず加熱して与えましょう。加熱することでβカロチンの吸収もよくなります。

ブロッコリー

ブロッコリーもかなり栄養価の高い野菜で、様々な種類のビタミンだけでなく、カリウムも多く含んでいます。もちろん食物繊維が多いのは言うまでもありません。こちらも生では与えずに、加熱して消化しやすい状態にしてから与えましょう。

大根

犬や猫に大根?と思うかもしれませんが、大根はほとんどが水分ですので、夏場などの水分補給に適した野菜です。食物繊維だけでなく消化酵素も多く含まれているため、食べたものの消化を促す効果も期待できます。大根は大根おろしにするなどして、生の状態で与えましょう。

犬や猫が食べてはいけない野菜

野菜は健康維持のためにもとても役立ちますが、どんな野菜でも与えていいわけではありません。ここでは犬や猫に与えてはいけない野菜についてご紹介します。

犬が食べてはいけない野菜

  • ネギ類(たまねぎ、ネギ、ニラ、らっきょう、ニンニク)
  • ナス科(ナス、ししとう、パプリカ、ピーマン)
  • アボガド
  • 銀杏

犬が食べてはいけない野菜がこちらになります。ネギ類とナス科の野菜は基本的にNGだと考えてください。ただしトマトはナス科の野菜ですが、熟したトマトだけは、毒素が少ないので食べても問題ありません。じゃがいももナス科ですが、芽を取り除いて茹でて与えればOKです。

犬の場合は加熱すればOKで、生ではNGとなる野菜がたくさんあります。イモ類や豆類、ほうれん草などの青物、キノコ類などがこれに当たります。一方で専門家によっては「茹でた野菜は与えてはいけない」としています。ただし、大量に与えなければそれほど心配する必要はないというのが当店の見解です。

生野菜で食べられるものが理想ですが、それでは食べられる野菜が限定されてしまいます。生で与えることができないけどワンちゃんの健康管理に役立つ野菜なら、茹でて適量を与えるようにしましょう。

猫が食べてはいけない野菜

  • ネギ類(たまねぎ、ネギ、ニラ、らっきょう、ニンニク)
  • ナス科(ナス、ししとう、パプリカ、ピーマン)
  • アボガド
  • 銀杏
  • アスパラガス

猫が食べてはいけない野菜も犬とほぼ同じです。ネギ類やナス科の野菜は避けておきましょう。それに加えて、アスパラガスも猫がNGとなる野菜です。アスパラガスに含まれるアルカロイドが猫にとっては毒になってしまいますので、与えないようにしましょう。

こちらも犬と同様に基本的には茹でて与えるほうが安全です。消化をしやすいように柔らかくした状態で与えるようにしましょう。ただ、トマトやきゅうり、キャベツは生で与えても問題ありません。

犬や猫に野菜を与えるときの注意点

犬や猫に野菜を与えることで、健康な体を維持できることが分かってもらえたかと思いますが、そうなると過剰に野菜を与える飼い主さんがいます。「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますが、野菜も与え過ぎはいけません。

ワンちゃんもニャンちゃんも、主食はあくまでも肉や魚などの動物性タンパク質です。きちんとタンパク質を摂ったうえで、そこにプラスするという形で野菜を使いましょう。与え方はとても簡単です。大根以外は茹でて小さくカットしたうえで、ドライフードに混ぜてあげるだけです。

注意したいのは味付けをしないということです。人間用に調理した野菜を与える人もいますが、人間の味に合うように調理された野菜は塩分濃度がかなり高めで、ワンちゃんやニャンちゃんにとっては体に悪い食べ物になっています。

犬や猫は嗅覚が優れていますので、味付けしなくても美味しく食べてくれます。ただ、それぞれに好みがありますので、野菜を残すこともあります。そういう場合は「嫌いなんだな」と思って無理に食べさせないようにしましょう。野菜を食べなくても栄養不足にはなりませんから。

野菜を使った当店のおすすめ商品

野菜がワンちゃんやニャンちゃんの健康に役立つと分かっていても、わざわざ調理をするのも面倒という飼い主さんもいますよね。頻繁に与えるわけではないですし、だったら野菜の入ったフードを買いたいという人も多いかと思います。

そこで、ここでは当店で取り扱っている3つのおかずをご紹介します。

  • チキンオカラベジ
  • ビーフベジ
  • ラムトーフベジ

いずれも合成保存料・着色料を一切使用していません。安全かつ食いつきの良さを追求して作られたフードです。それぞれの特徴について見ていきましょう。

チキンオカラベジ

当店で取り扱っているおかずの中でも高い人気を誇るチキンオカラベジ。鶏胸肉をベースにしているのでとてもヘルシーで、さらにはおから、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレが配合されていますので、腸内環境を整えつつも皮膚トラブルなどの改善も期待できます。

内容量:90g
鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水

高タンパク低カロリーな国産鶏肉ササミと、カルシウム豊富なチーズを配合した嗜好性の高いダイエット向きにもなるおかずです。安心の国産素材を使ったペットフードで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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ビーフベジ

脂肪分を抑えた牛肉に馬肉をミックスさせ、そこににんじん、かぼちゃ、きゃべつ、トマトピューレを混ぜています。栄養価の高いかぼちゃやβカロチンを含んだにんじん、食物繊維が多いきゃべつなど、美味しさも追求しながらバランスよく野菜を配合しています。

内容量:90g
原材料:牛肉(カナダ産)、馬肉(アルゼンチン産)、にんじん、かぼちゃ、きゃべつ、トマトピューレ、こんにゃく粉、水

高タンパク低カロリーな国産鶏肉ササミと、カルシウム豊富なチーズを配合した嗜好性の高いダイエット向きにもなるおかずです。安心の国産素材を使ったペットフードで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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ラムトーフベジ

アレルギー対策にもおすすめのラムと凍り豆腐をベースに、にんじん、きゃべつ、さつまいも、トマトピューレと様々な野菜を混ぜて作った栄養満点のおかずです。粉末昆布を使うことで嗜好性を高めていますので、食欲の落ちているワンちゃんやニャンちゃんでもしっかり食べてくれる1品です。

内容量:90g
原材料:羊肉(ニュージーランド産)、凍り豆腐、にんじん、きゃべつ、さつまいも、トマトピューレ、粉末昆布、こんにゃく粉、水

ラム肉と野菜・豆腐を豊富に煮込んだ、アレルギーのペットにも食べさせたいダイエット向きヘルシーフードです。安心の国産素材を使ったおかずで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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まとめ

繰り返しになりますが、ワンちゃんやニャンちゃんに野菜は必須の食材ではありません。でも与えることで健康をサポートすることができます。体調不良を改善できるという効果もありますので、「必要ないから与えない」ではなく、「必要に応じて活用する」が理想です。

健康で元気な犬や猫に無理に与える必要はありませんが、ちょっと調子が悪そうだなと思ったら、当店で取り扱っている野菜の入ったおかずをドライフードにトッピングしてみましょう。体のことですのですぐに変化は見られませんが、継続すれば健康を取り戻してくれます。

もちろん、自作フードもおすすめですが、与えすぎにだけ注意してくださいね。ワンちゃんやニャンちゃんの食事の基本は動物性たんぱく質です。それだけは忘れないでください。

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チーズで愛犬・愛猫の腸内環境を整えよう!食欲アップで夏バテにも最適 https://uchinoko11.com/column/food-cheese/ Thu, 04 Apr 2019 07:06:29 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2682 飼い主さんがチーズを食べていると、ワンちゃんやニャンちゃんが欲しそうな顔をして近づいてきますよね。犬も猫もチーズを好んで食べることが多く、飼い主さんとしては喜んで食べてくれるならと、ついつい与え過ぎたりします。でも、そもそも犬や猫にチーズは適しているのでしょうか?

もしかしたら危険な食べ物を与えているかもしれない。そう不安になっている飼い主さんも多いかと思いますので、ここではチーズと犬、チーズと猫の関係についてご紹介しています。

犬や猫にチーズを与えても大丈夫?

まず重要なポイントである「犬や猫にチーズを与えても大丈夫?」という疑問ですが、犬や猫にチーズを与えても問題はありません。与え方に注意が必要ではありますが、ほとんどのワンちゃんやニャンちゃんはチーズを食べることができます。

しかも食べることができるだけでなく、いくつものメリットがあり、むしろ積極的に与えたいというようなケースもあります。もちろん与え過ぎはNGですが、それはチーズに限ったことではありません。ほぼすべての食材は適量与えることで、正しい効果を得られます。

それではチーズにはどのような効果が期待できるのでしょう。そして、どれくらい与えるのがワンちゃんやニャンちゃんにとって理想なのでしょう。次章以降で正しいチーズの活用方法や、その効果についてご紹介しています。

チーズの栄養価

それではまず、チーズの栄養価について見ていきましょう。プロセスチーズ100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:339kcal
たんぱく質:22.7g
脂質:26g
炭水化物:1.3g
ナトリウム:1100mg
カリウム:60mg
カルシウム:630mg
マグネシウム:19mg
リン:7300mg
鉄:0.3mg
亜鉛:3.2mg
銅:0.08mg
ビタミンA:260μg
ビタミンE:1.1mg
ビタミンK:2μg
ビタミンB1:0.03mg
ビタミンB2:0.38mg
ビタミンB12:3.2μg
葉酸:27μg
食物繊維:0g

まず注目したいのがカロリーの高さです。100gあたりのカロリーが339kcalもあります。子牛が育つための牛乳が原材料ですので、カロリーが高いのは当然かも知れませんが、この点を把握せずに与えてしまうと、簡単に肥満になるので注意してください。

たんぱく質と脂質の高さもチーズの特徴のひとつです。たんぱく質は筋肉を作るのに必要な栄養素で、脂質は肌の調子を維持するのに役立ちます。反対に炭水化物が少ないので、使い方次第ではダイエット効果も期待できます。

注目すべきはカルシウムとビタミンA、ビタミンB12が多く含まれるという点です。カルシウムは骨の原料になり、ビタミンAは皮膚や粘膜を正常化し、視力の低下を防ぎます。ビタミンB12は神経の機能を正常に保ってくれます。

チーズに期待できる3つの効果

  • カルシウムにより骨が丈夫になる
  • 乳酸菌によって腸内環境を改善できる
  • 香りが強いので食欲が向上する

愛犬や愛猫にチーズを与えることで期待できる効果がこの3点です。それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。

カルシウムにより骨が丈夫になる

カルシウムと聞くと小魚をイメージする人が多いかもしれませんが、チーズにも多くのカルシウムが含まれています。カルシウムは筋肉の収縮や弛緩に利用される栄養素ですが、使わないときには骨に貯蔵されます。このため、カルシウムが不足すると骨がどんどん脆くなっていきます。

そうならないためにチーズは効果的な食材のひとつです。ただし、カルシウムの過剰摂取も他の病気を誘発してしまいますので、適量で与えることを意識しましょう。

乳酸菌によって腸内環境を改善できる

チーズには1gあたり1000万個の乳酸菌が含まれています。この乳酸菌は善玉菌ですので、腸内での善玉菌と悪玉菌のバランスが善玉菌優位になり腸内環境が整います。腸内環境が整うと活力が湧いてきますし、病気にもかかりにくくなるという研究結果があります。

プロセスチーズの場合には、加熱しているので乳酸菌がすべて死滅していますが、この死滅した乳酸菌も食物繊維に近い役割があり、腸内で善玉菌のエサになります。これによってやはり善玉菌が優位になりますので、プロセスチーズでもきちんと腸内環境が整います。

香りが強いので食欲が向上する

ワンちゃんやニャンちゃんがチーズを好んで食べるのは、香りが強いためです。この強い香りが食欲を刺激しますので、夏バテなどで元気がないときにも、チーズを少し振りかけてあげるだけで、しっかりと食べてくれることもあります。

また、強い香りを活かして、薬を飲ますのに使うこともできます。ワンちゃんもニャンちゃんも苦い薬が苦手ですが、これをチーズで包んで与えると、嫌がらずに薬を飲んでくれます。療養中だけどなかなか薬を飲んでくれなくて困っている飼い主さんは、ぜひ試してみてください。

犬や猫にチーズを与えるときの注意点

  • 高カロリーなので与えすぎに気をつける
  • 塩分が気になる場合にはペット用のチーズを与える
  • 生乳アレルギーの場合は様子を見て与える

とても栄養価が高いチーズですが、与えるときにはこの3点に注意する必要があります。とても重要なことですので、それぞれの注意点について詳しく説明します。

高カロリーなので与えすぎに気をつける

まず気をつけなくてはいけないのが、高カロリーであるという点です。ワンちゃんやニャンちゃんにドライフードを与えているなら、すでに十分なカロリーを摂取しているはずですので、必要以上に与えると、どんどん太ってしまいます。

このため、与えるときには薄く削ったものをトッピングで与えるか、たまにおやつで与えるというのが理想です。頻繁に与えたり、大量に与えたりするのだけ避けておけば、肥満を回避できます。与えるときは「少しだけ」を心がけてください。

塩分が気になる場合にはペット用のチーズを与える

栄養成分を見てもらえると分かりますが、市販品のプロセスチーズには味付けのために塩(ナトリウム)が使われています。100gも食べるわけではないので、気にするほどではないという考え方もありますが、できれば犬用や猫用のチーズを与えましょう。

人間用を与えるときは、できるだけ栄養成分を確認して、塩分がそれほど多くないものを選んでください。クリームチーズやモッツアレラチーズがおすすめです。また、夏場などで意図的に塩分を与えたいときには、人間用のチーズを適量与えてもかまいません。

生乳アレルギーの場合は様子を見て与える

チーズは牛乳から作られていますので、ワンちゃんやニャンちゃんによっては、アレルギー反応が出る可能性があります。アレルギーにならないまでも、下痢をすることもあります。これまでチーズを与えたことがないという場合には、少量のチーズを与えることから始めましょう。

食べさせた後に、皮膚に炎症が起きていないことと、便が緩くなっていないことをチェックしてください。それで問題がなければ、普段の食事やおやつに上手に活用してください。不安だという場合には、他のアレルギーも含めて動物病院で調べてもらうことをおすすめします。

チーズを使った当店のおすすめ商品

チーズの与え方や効果は分かったけど、自分で安全なチーズを選ぶのが難しいという飼い主さんもいますよね。そういう人のために、ここでは当店で販売している、おすすめの商品を2つご紹介します。

・チーズチキン
・スパイスアップ チーズ

チーズチキンはドライフードに混ぜて与えることができるおかずで、スパイスアップ チーズは粉末状になったトッピングです。それぞれの商品の概要を見ていきましょう。

チキンチーズ

低カロリーな鶏肉のミンチをベースに、嗜好性の高いチーズとかぼちゃを配合したおかずです。鶏肉がメインですが、チーズもしっかりと入っていますので、鼻のいいワンちゃんやニャンちゃんが少し興奮状態になるくらい食いついてくれます。

内容量:90g
原材料:鶏ササミ、鶏むね肉、かぼちゃ、プロセスチーズ、こんにゃく粉、水

高タンパク低カロリーな国産鶏肉ササミと、カルシウム豊富なチーズを配合した嗜好性の高いダイエット向きにもなるおかずです。安心の国産素材を使ったペットフードで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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スパイスアップ チーズ

スパイスアップ チーズは北海道のナチュラルチーズを100%使用して作られた、チーズパウダーです。粉状になっていますので、普段使っているドライフードにふりかけるだけで、ワンちゃんやニャンちゃんの食いつきが良くなります。食欲を少し高めたいときなどに活用しましょう。

内容量:50g
原材料:プロセスチーズ(北海道ナチュラルチーズ100%使用、乳化剤)

ペットの食欲不振、栄養補助に。ペットが大好きなチーズで蛋白質、カルシウム、脂肪も補給できます。
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まとめ

チーズは高たんぱく質かつカルシウムも多く含まれていますので、ワンちゃんやニャンちゃんの頑丈な体を作るのに最適な食材のひとつです。腸内環境を改善して健康を維持できる食材でもありますので、健康促進のためにもおすすめの食材です。

気をつけるのは、与えすぎないということ。基本的にはドライフードで栄養は十分足りているはずですので、あくまでも補助的な役割として与えてください。香りが強く嗜好性の高い食材でもありますので、ほんの少し与えるだけでも食欲が増しますので、適量を意識して活用しましょう。

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ドッグフードやキャットフードに軽減税率は適用されるか? https://uchinoko11.com/column/reduced-tax-rate/ Sat, 30 Mar 2019 09:26:15 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2674 2019年10月1日に消費税が10%に引き上げられる予定ですが、今回の引き上げで少し複雑になるのが軽減税率の存在です。犬や猫の飼い主さんはドッグフードやキャットフードが軽減税率の対象になるのかどうか、気になっているかと思います。ここではそんな人のために、ペットフードと軽減税率の関係についてご紹介していきます。

ペットフードは軽減税率が適用されない

結論からいえば、ドッグフードやキャットフードは軽減税率の対象外となり、10%の消費税が適用されます。3000円のドッグフードには300円の消費税がかかります。それほど大きな差はないとはいえ、大型犬や多頭飼いの飼い主さんからすれば、それなりの負担増になってしまいます。

人間の食べ物は8%なのに、家族である愛犬や愛猫の食べ物だけ高い税率なのは納得いかないかもしれませんが、残念ながらそう決まっています。今回の軽減税率が適用される飲食料品は、人の飲むものや食べるものだけに限られています。

軽減税率が適用されない理由

軽減税率制度は、低所得者への経済的な配慮をするための制度です。消費税が上がることによって経済的な負担が上がり、十分な食事ができなくなることを避けるために制定されました。このため、同じ食品でも外食のように、「なくても困らないもの」には軽減税率は適用されません。

この「なくても困らないもの」の中に犬や猫などのペットも含まれています。生活が苦しいぐらいの人は、犬や猫を飼う余裕はありませんよね。ペットを飼えるということは、それだけ収入に余裕があるということで、軽減税率がなくてもなんとかなる人たちです。

ドッグフードやキャットフードは、犬や猫にとっては必需品ですが、その犬や猫が人間の必需品ではないという考えから、ペットフードには軽減税率が適用されません。

愛犬や愛猫と家族同然のように暮らしている人からすれば、腑に落ちないかもしれません。ギリギリの生活をしているけど、猫を保護して飼っているという人もいるかと思います。ただ、どこかで線引きをしなくてはいけませんので、少なくとも現状ではペットフードは軽減税率の対象外になっています。

買いだめをするときの注意点

軽減税率が適用されないとなると、ドッグフードやキャットフードを買いだめしたくなりますよね。安いうちに買っておいたほうが、明らかにお得です。実際に、多くの飼い主さんがまとめ買いをすることになるかと思います。そういうときに注意してもらいたい点が2つあります。

  • 賞味期限を超えない範囲で購入する
  • いつもと同じ容量のものを購入する

まず大事なのは、賞味期限をきちんと確認して購入しましょう。賞味期限を少しくらい過ぎたところで食べられなくなるわけではありませんが、1年も2年も過ぎたものを与えるのはさすがに危険です。普段の購入ペースと賞味期限をよく考えて購入量を決めましょう。

また、大容量のペットフードが安いからといって、いつもよりも大きいパッケージで購入するのはやめておきましょう。未開封なら長持ちしても、開封してしまうとドッグフードやキャットフードは酸化して品質がどんどん劣化していきます。

買いだめするときも、いつものサイズのものを選び、劣化したドッグフードやキャットフードを与えないように気をつけてください。

手作りなら軽減税率の対象になる

既成品のドッグフードやキャットフードは軽減税率の対象になりませんが、フードを手作りしている場合には、もちろん軽減税率の対象になります。スーパーで肉や野菜を購入するときに「これは犬用」というように、分けてカゴに入れるわけではありませんので、当然のことです。

もっとも、手作りフードをすでに与えているという人にとって、消費税の軽減税率になるかどうかは些細なことかと思います。税制に関係なく、ワンちゃんやニャンちゃんに安全なものを食べさせたいという気持ちで、手間をかけてフードづくりをされているはずです。

ワンちゃんやニャンちゃんに既成品のフードを与えているという飼い主さんでも、心のどこかで手作りの安全なフードを与えたいとは思っている人は少なくないはずです。せっかくですから、消費税の増税に合わせて、手作りフードに挑戦してみるのもいいかもしれません。

こういうタイミングは、食べるものを見直すのにいいきっかけになります。手作りフードを与えると、よりワンちゃんやニャンちゃんとの距離が縮まります。毎食手作りにする必要はありません。まずは、できる範囲ではじめて見てはいかがでしょう。

軽減税率に関係なく体にいいものを選びましょう

手作りがいいのが分かっていても、やっぱり続けられる自信がないという飼い主さんもいますよね。そういう方は、このタイミングでヒューマングレードにこだわったドッグフードやキャットフードに切り替えてみませんか。

私たちが普段から食べているものと並べて陳列ができないような、原材料がよく分からないペットフードではなく、人間の食べるものと同じ原材料で作られたもののほうが、安心して食べさせることができますよね。

当店もドッグフードやキャットフードの安全性にこだわっていますので、取り扱っているフードはすべて、ヒューマングレードの食材で作られています。

実際にスタッフが食べて味を確認しているフードもあり、安全性と食いつきのよさに自信のあるフードを揃えています。少しでもいいものを食べさせたいと考えている飼い主さんは、まずは当店の「ワンコインお試しセット」をお試しください。

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軽減税率が適用されるペットフードが出る可能性

軽減税率の線引きをするための国会での議論の中で、動物も人間も食べられるペットフードについて、軽減税率の対象になるかどうかという質問が出されました。これに対して、食品表示法で人向けの食品となっている場合には、軽減税率の対象になるとの回答がありました。

線引きとしては、人向けと表示できる基準を満たしていれば、ドッグフードでもキャットフードでも、軽減税率の対象となるといことです。このため、これからはそのようなドッグフードやキャットフードが発売される可能性もあります。

まだ先行きが不透明ではありますが、このような動きがあることも頭に入れておいてください。数年後には、ワンちゃんやニャンちゃんと同じものを、飼い主さんがあたり前のように食べるようになるかもしれません。それはそれで楽しみですよね。

まとめ

ドッグフードやキャットフードは残念ながら、現時点では軽減税率の対象にはなっていません。いずれ軽減税率の対象になるペットフードが発売される可能性がありますが、それが発売されるまでは10%の消費税を払う必要があります。

家計の負担は増えてしまいますが、ドッグフードやキャットフードを安全性の高いものに切り替えるいいタイミングでもあります。手作りフードなら軽減税率の対象になりますし、ヒューマングレードのフードは軽減税率の対象外でも、愛犬や愛猫の健康を守ることができます。

これを機に、ワンちゃんやニャンちゃんの健康を第一に考えた食事に切り替えていきましょう。当店も全力で、切り替えのためのサポートをさせていただきます。

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大豆は栄養たっぷりのおすすめ素材!愛犬や愛猫への与え方のポイント https://uchinoko11.com/column/soy/ Thu, 21 Mar 2019 04:16:33 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2545 ワンちゃんやニャンちゃんには新鮮なお肉をたっぷり食べさせてあげたいところですが、お肉がメインのフードは、どうしても値段が高くなります。しかも牛肉の場合にはアレルギーも心配ですよね。しっかりタンパク質を摂らせたいけど、もう少しリーズナブルなフードを選びたい。

そんな飼い主さんにおすすめなのが、大豆を使用したフードです。大豆は高タンパク質で栄養価の高い食品で、私たちの食事でもとても重要な役割を果たしています。ここではそんな大豆を愛犬や愛猫に与えるときのポイントについてご紹介していきます。

犬や猫に大豆を与えても大丈夫?

犬や猫は本来、自然界で生きていた動物ですので、お肉だけ食べていればいいという話を聞いたことがあるかもしれません。そうなると、そもそも大豆をワンちゃんやニャンちゃんに与えても大丈夫なのか気になりますよね。

安心してください。もちろん大豆を与えても問題ありませんし、大豆を与えることによるメリットもたくさんあります。与えすぎはさすがに問題になりますが、それは私たち人間も同じことですよね。バランスよくいろいろな食材を与える中で、大豆を与える分にはまったく問題ありません。

ただ、せっかく与えるわけですから、その効用や正しい与え方も意識して使ってもらいたい食品でもあります。ここからは、大豆をワンちゃんやニャンちゃんに与えることによるメリットを中心に、上手な活用方法をご紹介していきます。

大豆の栄養価

それではまず、大豆の栄養価について見ていきましょう。大豆100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:417kcal
たんぱく質:35.3g
脂質:19g
炭水化物:28.2g
ナトリウム:1mg
カリウム:1900mg
カルシウム:240mg
マグネシウム:220mg
リン:580mg
鉄:9.4mg
亜鉛:3.2mg
銅:0.98mg
ビタミンA:1μg
ビタミンE:1.8mg
ビタミンK:18μg
ビタミンB1:0.83mg
ビタミンB2:0.3mg
葉酸:230μg
食物繊維:17.1g

大豆は100gで417kcalと、とても高カロリーな食品です。乾燥しているため水分含有量が少ないため、その他の栄養成分もかなり多く含まれています。その中でも注目なのは、タンパク質の多さです。畑の肉と呼ばれている大豆00gには、35.3gもタンパク質が含まれています。

牛肉100gに含まれるタンパク質の量が14.4gですので、その倍以上もタンパク質が含まれていますので、いかに栄養価が高いか分かってもらえるかと思います。

また、大豆に含まれる脂質は多価不飽和脂肪酸です。魚に含まれるDHAやEPAといった健康に良いとされる脂肪と同じ多価不飽和脂肪酸ですので、ワンちゃんやニャンちゃんの健康面でのプラス効果も期待できます。

大豆に期待できる効果

大豆は私たち人間にとっても、健康維持にとても役立つ食品です。そこで私たちが得られる効果の多くが、ワンちゃんやニャンちゃんにも当てはまります。どのような効果が期待できるのか見ていきましょう。

  • ダイエット効果
  • 腸内環境の改善
  • 老化防止

大豆にはこの3つの効果が期待できます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

ダイエット効果

大豆は高カロリーですので、ダイエットには向かないと思われがちですが、実はダイエット効果が期待できる食材です。確かにカロリーは高いものの、タンパク質が豊富ですので、筋肉が付きやすいという特徴もあります。筋肉が増えれば基礎代謝が上がりますので、痩せやすくなります。

また、大豆に含まれるサポニンとよばれる成分には、余計な脂肪が蓄積される尾を防ぐ効果があります。脂肪が溜まりにくいということは、そのまま太りにくいということに繋がります。このサポニンは他にも効果がありますが、それについては別項でご紹介します。

また、大豆を使って作られた豆腐やおからなら、カロリーはそれほど高くなく、ドッグフードやキャットフードのカサ増しに利用できます。

腸内環境の改善

大豆100gには17.1gもの食物繊維が含まれています。この食物繊維は水に溶けにくいため、消化吸収されることなく腸を通過していきます。このときに、体内にある不純物を絡めて排出されるので、腸内が掃除された状態になります。

また、大豆に含まれているオリゴ糖は善玉菌のビフィズス菌を増やしてくれる効果がありますので、食物繊維と合わさることで、さらに腸内環境を整えることができます。食物繊維もオリゴ糖も便秘改善の効果もありますので、ワンちゃんやニャンちゃんの被毛がきれいになるという効果も期待できます。

老化防止

先ほどご紹介したサポニンは抗酸化作用もあります。抗酸化作用によって、サポニンは体内に発生した活性酸素と結びついて、脂肪やコレステロールが酸化するのを防いでくれます。悪玉コレステロールを増やさずに済むため、動脈硬化や心筋梗塞などの予防にもつながります。

大豆に含まれているイソフラボンも、高い抗酸化作用があります。人間に対してがん予防の効果もあるという研究結果もあり、それらの効果はワンちゃんやニャンちゃんにも期待できます。ただ、イソフラボンに関しては、犬や猫に与えることに専門家でも賛否が分かれますので、過剰摂取は避けるようにしましょう。

犬や猫に大豆を与えるときの注意点

犬や猫にとって、とてもメリットの大きい大豆ですが、与えるときには次の3点に注意してください。

  • 大豆アレルギーでないことを確認する
  • 乾燥した状態のままでは与えない
  • 毎日ではなく、適量をときどき与える

それぞれの注意点について、その理由とポイントについて詳しく説明します。

大豆アレルギーでないことを確認する

肉や小麦ほどではありませんが、大豆もアレルゲンのひとつです。このため、ワンちゃんやニャンちゃんによっては、大豆にアレルギー反応が出る可能性があります。初めて大豆を与えるというときには、少量から試してみましょう。

与えた後は、体調に変化がないかを確認してください。元気がなくなったり、下痢や嘔吐をしたりすると大豆アレルギーの可能性があります。また、皮膚の炎症といった形でもアレルギーが出てきますので、皮膚の状態もチェックして、問題がないのを確認してから与えましょう。

不安だという場合には、動物病院などで調べてもらうこともできます。お金はかかりますが、1度調べておくと、食べられるものとそうでないものが分かりますのでおすすめです。

乾燥した状態のままでは与えない

大豆を与えること自体は問題ありませんが、乾燥した状態のまま犬や猫に与えるのは避けましょう。犬や猫は、人間のように大豆を口で上手に噛み砕くということができません。このため丸飲みすることになりますが、喉につまらせてしまう可能性があります。

さらには乾燥した状態では、消化するのも簡単ではありません。加工された大豆は大丈夫でも、乾燥した大豆はできるだけ避けるようにしましょう。節分の豆などを室内で撒いたあとは、必ず回収して、ワンちゃんやニャンちゃんが食べないようにしてください。

毎日ではなく、適量をときどき与える

どんな食品も適量であることが重要です。同じ食材ばかり与えるからアレルギーになります。私たち人間も、同じものばかり食べていると栄養バランスが崩れて、体調が優れなくなってしまいますよね。犬や猫も同じで、いくら体にいいからといって、毎日与えるのはNGです。

それによってアレルギーになってしまうこともありますし、栄養も偏ってしまいます。このため、大豆を与えるのであれば、普段のフードにときどきおかずとして混ぜてあげるのが理想です。他のおかずとローテーションさせて、過剰摂取にならないように気をつけてください。

大豆を使った当店のおすすめおかず

大豆の効果は分かったけど自分で調理するのは大変、どんなおかずを与えていいのか分からないという人のために、ここでは当店で取り扱っている、大豆を使ったおすすめのおかずを3つご紹介します。

  • ラムトーフベジ
  • チキンオカラベジ
  • 絹ごし豆腐

ラムトーフベジとチキンオカラベジは、ドライフードに混ぜて与えることができるおかずで、絹ごし豆腐はダイエット中のおやつに最適です。それぞれの特徴について見ていきましょう。

ラムトーフベジ

ラムトーフベジは、ニュージーランド産のクセのないラム肉と凍り豆腐をベースにして作られたおかずです。ラム肉ですので、アレルギー持ちのワンちゃんやニャンちゃんでも食べることができます。とても嗜好性がよく、ラム肉によるダイエット効果も期待できるおすすめのおかずです。

内容量:90g
原材料:羊肉(ニュージーランド産)、凍り豆腐、にんじん、きゃべつ、さつまいも、トマトピューレ、粉末昆布、こんにゃく粉、水
購入ページ:

ラム肉と野菜・豆腐を豊富に煮込んだ、アレルギーのペットにも食べさせたいダイエット向きヘルシーフードです。安心の国産素材を使ったおかずで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャンちゃんの食欲を刺激します。
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チキンオカラベジ

鶏胸肉とおからをたっぷり使ったヘルシーなおかずです。にんじんやかぼちゃなどのビタミンが多く含まれた野菜も一緒に摂取できるので、健康な体づくりが期待できます。鶏肉はそぼろ状になっていますので、食欲のないワンちゃんやニャンちゃんにおすすめの1品です。

内容量:90g
原材料:鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水
購入ページ:

おから、人参、かぼちゃといったビタミン豊富な野菜をミックス。「食べやすさ」を追求し、国産鶏肉をそぼろ状に調理した当店人気ナンバー1のダイエット向きおかずです。安心の国産素材を使ったおかずで、いつものフードにトッピングしてあげるだけでワンちゃん・ニャ...
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絹ごし豆腐

絹ごし豆腐をフリーズドライにした胃腸にやさしいおやつです。1個が小さくなっていますので、ご褒美のおやつなどにも適しています。原材料に豆腐用凝固剤、消泡剤、植物油脂が含まれていますが、いずれも植物由来のものですので、安心して与えることができます。

内容量:15g
原材料:豆乳、デンプン、豆腐用凝固剤、消泡剤、植物油脂
購入ページ:

国産の絹ごし豆腐をフリーズドライにしました。食べやすくまろやかな仕上がりとなっています。
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まとめ

大豆は私たち人間にも、ワンちゃんやニャンちゃんにもとても魅力的な食材のひとつです。犬や猫に与えるときには、きちんと加工して与える必要があり、与えすぎには注意しなくてはいけませんが、それさえ気をつければ、栄養価も高く素晴らしいフードです。

タンパク質が豊富で筋力アップが期待でき、基礎代謝を上げることでダイエット効果も得ることができます。食物繊維も多く含まれていますので、腸内環境改善もでき、皮膚トラブルの改善や被毛の美しさを取り戻すことも可能です。ぜひ上手に活用して、健康管理に役立ってみましょう。

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犬や猫におからを与えても大丈夫?食べさせるメリットと注意点 https://uchinoko11.com/column/okara/ Wed, 06 Mar 2019 07:32:16 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2435 私たち人間のダイエット食材のひとつとして人気の高いおからですが、肥満気味の犬や猫にも同じようなダイエット効果があるのか気になりますよね。もし痩せられるなら、使ってみたいという飼い主さんも多いかと思います。ここではそんなおからを犬や猫に与えるメリットや注意点についてご紹介します。

そもそもおからって何?

若い人には、まず「おから」が何なのかについて説明したほうがいいかもしれません。おからは豆腐を作る過程でできる大豆の絞りカスです。卯の花と呼ばれることもあり、日本では安価に入手できる食材のひとつとして、古くから親しまれてきました。

絞りカスだったら栄養もほとんどないのでは?と思うかもしれませんが、実は驚くほど栄養が多く含まれた食材です。栄養価については後ほど詳しくご紹介しますが、豆腐よりも優れている栄養成分もあり、健康維持にとてもおすすめの食材です。

ただ問題なのは、そんな食材を犬や猫に与えても大丈夫なのかということですよね。次章ではその点について詳しくご紹介しています。

犬や猫におからを与えても大丈夫?

おからは大豆から作られていますが、犬も猫も大豆を食べても問題ありませんので、おからを与えても大丈夫です。ただし、犬も猫も本来は肉食動物ですので、大豆などの野菜を消化するのが得意ではありません。このため、与え方にはいくつかの注意が必要です。

何を注意すればいいのかについても後ほどご紹介しますが、おからが含まれている市販品のおやつやおかずを与えるくらいなら、ほとんど気にする必要はありません。むしろメリットがとても多い食材のひとつで、ダイエット効果も期待できます。

どのようなメリットがあり、なぜダイエット効果が期待できるか、おからについて少し詳しく説明していきます。私たち人間にとっても魅力的な食材ですので、自分のための知識としても頭に入れておきましょう。

おからの栄養価

それではまず、おからの栄養価について見ていきましょう。おから100gあたりの栄養成分は下記のようになります。

エネルギー:111kcal
たんぱく質:6.1g
脂質:3.6g
炭水化物:13.8g
ナトリウム:5mg
カリウム:350mg
カルシウム:81mg
マグネシウム:40mg
リン:99mg
鉄:1.3mg
亜鉛:0.6mg
銅:0.14mg
ビタミンE:0.7mg
ビタミンK:8μg
ビタミンB1:0.11mg
ビタミンB2:0.03mg
葉酸:14μg
コレステロール:0
食物繊維:11.5g

おからのメリットなのがカロリーの低さです。100gで111kcalですので、絹ごし豆腐の倍近いカロリーがありますが、牛肉などと比べると十分にカロリーは低めです。このため、ドッグフードのかさ増しなどに利用できます。

さらにたんぱく質、脂質、炭水化物のバランスが良く、なんと言っても食物繊維も多く含まれています。ちなみに炭水化物は13.8gもありますが、そのほとんどが食物繊維ですので、糖質は2.3gしかありません。このため糖質制限をしている人にも最適な食材のひとつです。

おからに期待できる効果

おからにはほとんど栄養がないと思っていた人も、栄養成分を見て、とても有効な食材であることを理解してもらえたのではないでしょうか。高い栄養価のある食材ですので、犬や猫に与えることで、次のような効果が期待できます。

  • 腸内環境を整える効果(便秘の解消)
  • ダイエット効果

それぞれの効果について、詳しく見ていきましょう。

腸内環境を整える効果(便秘の解消)

おからには、ごぼうの2倍の食物繊維が含まれています。その食物繊維も水に溶けない性質を持っていますので、腸内の老廃物などを絡め取りながら排泄してくれます。このため、おからを定期的に食べておくと、常に腸内がきれいな状態を保つことができます。

また、腸の動きを活発にしてくれるため、便を押し出す効果も期待できますので、便秘気味のワンちゃんやニャンちゃんに与えることで、便秘が解消することも期待できます。便秘は皮膚トラブルの原因のひとつですので、おからを与えることで皮膚トラブルも改善されます。

ダイエット効果

おからは牛肉などと比べるとカロリーが少ないため、ドッグフードやキャットフードの代わりに与えるだけで、摂取カロリーを抑えることができます。しかも、食物繊維が豊富ですから満腹感も腹持ちも優れていますので、「お腹空いた」と訴えてくることもありません。

すでにお伝えしましたように糖質がかなり少ないので、食後に血糖値が上がりにくいというメリットもあります。通常のドッグフードは糖質が多く含まれていますので、どうしても脂肪になりやすいという問題がありますが、それをおからに変えることで、脂肪がつきにくい食事に切り替えることができます。

犬や猫におからを与えるときの注意点

ダイエット効果もあり、腸内環境を整えてくれる食材のおから。犬や猫だけでなく、私たち人間も積極的に摂取したい食材ですが、ワンちゃんやニャンちゃんに与えるときには、2つの注意点があります。

  • 与えすぎないようにする
  • 大豆アレルギーがないことを確認する

食物繊維が多く含まれていて便秘の解消になるとお伝えしましたが、それだけ排便を促すということですので、与えすぎると下痢になってしまう可能性があります。さらに、かさ増しに使いすぎると、今度はカロリー不足になって元気がなくなってしまうことも考えられます。

気をつけたいのは「適量与える」ということです。自分でドッグフードに混ぜて与えるのであれば、まずは少量から与えてお腹をくださないか確認しましょう。少量から与えることで、大豆アレルギーのリスクも軽減されます。

ワンちゃんやニャンちゃんの中には、わずかながら大豆に対してアレルギーを持っている個体もいます。いきなりたくさんのおからを与えると、大豆アレルギーにより体調を崩す可能性がありますので、それを回避するためにも、ちょっとずつ与えて様子を見るのがベストです。

  • 皮膚が赤くなる
  • 脱毛が見られる
  • 体をひっかく
  • 下痢や嘔吐

このような症状が見られたら、大豆アレルギーの可能性があります。与えるのを止めて、かかりつけの獣医さんに診察してもらいましょう。

おからを使った当店のおすすめおかず

おからの効果は分かっても、自分で与えるのは量がわからないし、市販品はどれを選んでいいのか分からないという飼い主さんのために、当店で取り扱っているレトルトおかず「チキンオカラベジ」をご紹介します。

通常のドライフードに混ぜて与えることができる、合成保存料・着色料無添加のおすすめおかずです。

チキンオカラベジ

チキンをベースにおからやにんじん、かぼちゃといった、ビタミンなどの栄養価の高い食材を配合して作られたおかずです。そぼろ状になっていますので、食欲が落ちているワンちゃんやニャンちゃんでも、無理なく食べることができます。

内容量:90g
原材料:鶏肉(ムネ肉)、おから(乾燥)、にんじん、かぼちゃ、トマトピューレ、水
購入ページ:https://eateat.jp/SHOP/3210.html

まとめ

おからは栄養バランスに優れ、さらには豊富な食物繊維を含んだ食材です。大量に摂取しないように気をつける必要がありますが、通常使用の範囲では大きなトラブルもなく、ワンちゃんやニャンちゃんの肥満解消にもつながります。

便秘や皮膚トラブルの解消効果も期待できますので、肥満も含めてなんとかしたいと考えている飼い主さんは、ぜひおからを活用してみましょう。市販品を選ぶときには、その効果を高めるためにも合成保存料・着色料無添加の商品を選ぶことも忘れないでください。

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猫アレルギーでも猫を飼える?猫アレルギーの基礎知識 https://uchinoko11.com/column/cat-allergy-keep/ Thu, 28 Feb 2019 09:07:39 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2424 猫と遊んでいるとくしゃみが止まらなくなる。目がかゆくなるのを分かっているけど猫カフェに行きたくなる。猫アレルギーを抱えているのに猫が大好きという人は、意外とたくさんいます。猫アレルギーだけど、いつかは一緒に暮らしたいと思っている人もいますよね。

でも、猫アレルギーの人が猫を飼っても大丈夫なのでしょうか?上手に付き合えば飼うことができるのか、それとも飼わないほうがいいのか。ここでは猫アレルギーの基礎知識と合わせて、一緒に暮らせる可能性についてご紹介していきます。

猫アレルギーってどんなアレルギー?

それではまず、猫アレルギーについての基礎知識を説明します。

そもそもアレルギーというのは、人間の免疫反応のひとつで、摂取したものや触れたものに対して、体が拒絶することによって様々な症状が引き起こします。花粉症もアレルギーのひとつで、スギやヒノキの花粉を体が拒絶することによって目や鼻がムズムズするわけです。

猫アレルギーもそれと同じですが、猫の存在そのものがアレルギーになるのではなく、もう少し細かな理由があります。まずは、猫アレルギーの症状と原因について詳しく見ていきましょう。

猫アレルギーの症状

猫アレルギーは体の4ヶ所にその症状が現れます。

目:かゆみ・充血・涙
鼻:かゆみ・くしゃみ・鼻水・鼻づまり
のど:せき・違和感・痛み
皮膚:かゆみ・赤み・蕁麻疹

このほかに、「呼吸が苦しくなる」「喘息やアナフィラキシーショックが起きる」などの症状が見られることもあります。

人によっては慣れることもありますが、基本的にこれらの症状が改善されることはありません。このため、猫を飼う前には、家族全員が猫アレルギーの有無を調べておく必要があります。また、アレルギーだと分かっていて飼いたいという人も、改善されることはないということを頭に入れておきましょう。

猫アレルギーの原因

アレルギーはアレルゲンによって引き起こされますが、猫アレルギーの場合には何がアレルゲンになるのでしょう?
インターネットの情報などには、猫のフケが原因でアレルギー反応が出ると紹介されていることもあります。たしかにフケが原因となることもあるのですが、正確には猫の唾液やおしっこなどの分泌液に含まれるタンパク質が猫アレルギーのアレルゲンです。

猫はよく毛づくろいをしますが、被毛を舐めたときの唾液をフケが吸収しますので、結果的にフケがアレルゲンになっているというわけです。フケはとても軽いため、猫が室内を歩き回ると被毛と一緒に部屋中にまかれてしまいます。

飼い主さんが歩くたびにそれらが舞い上がり、無意識のうちに呼吸によって体内に取り込んでしまいます。猫アレルギーの人がアレルゲンを体内に取り込むわけですから、体は全力でそれを取り除こうとしてアレルギー反応が発生します。

また、アレルゲンは被毛にもついていますので、猫をなでるだけでも反応が出る人もいますし、猫に舐められたことで皮膚が赤くなる人もいます。猫アレルギーの原因としては、唾液などの分泌液そのものと、それらを含んだ被毛やフケの2種類があると考えておくと分かりやすいかもしれません。

ただし、猫アレルギーについてはまだ解明されていない部分も多く、これ以外にも猫アレルギーの原因となるものがいくつもありますので、そのことも頭に入れておきましょう。

猫アレルギーを検査する方法

そもそも猫アレルギーだというのはどうすれば分かるのでしょう?実は多くの人が、上記のような症状が見られるだけで「猫アレルギー」と判断していますが、実は猫アレルギーではなかったという例もあります。

猫アレルギーであるかどうかは病院で調べてもらえます。内科や皮膚科、アレルギー科などで調べてもらいましょう。猫アレルギー単体での検査をしてくれるケースもありますが、せっかくですので全アレルギー検査の受診をおすすめします。

全アレルギー検査:約15,000円
動物上皮アレルギー検査:約3,000円

ただし、このアレルギー検査で分かるのは猫の分泌液に対するアレルギー反応だけで、猫アレルギーの原因が他にある場合には、「猫アレルギーなし」という結果になることもあります。アレルギーの自覚はあるのに検査で出ないという場合には、お医者さんに相談してください。

猫アレルギーと犬アレルギーの違い

猫アレルギーに似たアレルギーに犬アレルギーがあります。この2つには違いがあるのでしょうか?犬アレルギーの人は猫を飼うことが難しいのか、それとも問題ないのか気になりますよね。この猫アレルギーと犬アレルギー、発症する仕組みは同じですがアレルゲンが違います。

犬アレルギーも犬の唾液などの分泌液が引き起こします。ただし、アレルゲンが猫アレルギーとは別ですので、犬アレルギーでも猫を問題なく飼えることもありますし、猫アレルギーでも犬を飼えることもあります。もちろん両方NGというケースも考えられます。

この犬アレルギーも、アレルギー検査で調べることができます。猫アレルギーを調べると一緒に検査結果が出ますので、覚えておくといいでしょう。

犬アレルギーの人が犬を飼いたいときにどうすればいいのか、犬アレルギーとはどういうものなのかについては別記事がありますので、そちらをご参照ください。

別記事:犬アレルギーでも犬を飼える?犬アレルギーの基礎知識

猫アレルギーでも猫を飼える?

猫アレルギーについての基本は把握してもらえたかと思いますが、本当に知りたいのは「猫を飼ってもいいのか」ということですよね。これについての解説をしておきます。

結論を言えば「人によって違う」ということになります。全然回答になっていないかと思いますが、猫アレルギーといっても人によって深刻さが違います。そして、将来的にどれくらい進行するのかも人によって違います。

飼いはじめたときには、軽度のアレルギーだったのに、数年後には喘息などになってしまうという人もいます。反対にアレルギーで喘息が出ていた人が治るということはありません。このため、リスクを考えれば飼わないほうがいいとなりますが、アレルギーを最小限に抑える方法というのもあります。

アレルゲンに触れることがなければ、アレルギーにはならないわけです。特にフケなどを体内に吸い込まないで済む環境を整えることができれば、「少し痒いな」くらいに抑えることも可能です。次章ではその方法について詳しく説明します。

猫アレルギーでも抑えて猫を飼う方法

猫アレルギーだけど、どうしても猫と暮らしたい。猫を飼ってから猫アレルギーになってしまった。そういう人のために、ここではアレルギー反応を最小限に抑えて猫を飼う方法をご紹介します。

薬で緩和する

花粉症に薬があるように、猫アレルギーに対しても有効な薬があります。抗ヒスタミン薬などがそれにあたり、市販品で薬局などでも入手可能です。ただし、猫アレルギーで猫を飼うとなると、基本的には常用することになりますので、そうなると市販品は割高です。

しかも間違った薬を飲んでしまう可能性がありますので、必ず病院で処方箋を出してもらいましょう。飲み方に関しても、症状の重さによって違いますので、きちんとお医者さんのアドバイスを受けて薬を飲むことをおすすめします。

寝室に猫が入れないようにする

猫のフケを吸い込みやすいタイミングのひとつが睡眠中です。体を横にしますので、床と口や鼻の距離が近くなります。その床に被毛やフケが落ちていると、寝返りなどで舞い上がってしまい、吸い込んでしまうというわけです。

これを回避するために、寝室だけは猫が入ってこられないようにしてください。猫と一緒に寝たいという気持ちも分かりますが、猫アレルギーを発症させないためには、猫と適切な距離をとることが必須条件になります。寝室だけは猫が入れないようにしっかりと管理しておきましょう。

こまめに掃除する

抜け落ちたフケや被毛はアレルゲンをたくさん含んでいます。ということは、それらがなくなると吸い込んだり触れたりする機会が減りますので、アレルギー反応が出にくくなります。部屋は徹底して掃除しておきましょう。

できればルンバのような自動掃除ロボットを導入して、何もしなくてもきれいな状態を保てるようにしてください。このときのポイントは、床に物を置かないということです。すっきりとした部屋にすることでロボットが掃除しやすくなりますし、被毛やフケも溜まりにくくなります。

空気清浄機で空気をきれいにする

わたしたち人間が歩くだけでも、かなりの空気が舞い上がります。猫は走り回ったときも同様です。いくら掃除をしたとしても、これらを被毛やフケを完全に取り除くことはできませんので、舞い上がったそれらを空気清浄機で取り除くようにしましょう。

猫アレルギーに適しているのはHEPAフィルターのついた空気清浄機です。高価なものでなくてもいいので、できれば部屋ごとに1台ずつ置いておきましょう。

猫をきれいにする

猫が被毛やフケを撒き散らすことを前提に対応方法をご紹介してきましたが、根本的な解決方法として、猫をきれいな状態に保つという方法もあります。もちろん、この方法にも限度がありますが、ブラッシングをすれば抜け毛を減らすことができますし、お風呂でフケ体質を改善することもできます。

ただし、猫は水が苦手ですので嫌がる場合には別の方法を考えましょう。フケは乾燥すると発生しやすくなりますので、部屋の湿度を高めるのも有効です。特に冬場の乾燥はフケを増やしてしまいますので、加湿器を使って部屋の湿度を一定以上に保つようにしましょう。

猫の体質改善をしよう

猫アレルギーの対策として、猫をキレイにするという方法をご紹介しましたが、もっと根本的にフケが出にくいように体質改善するという方法もあります。体質改善の方法はいくつかありますが、効果的な方法のひとつがキャットフードの見直しです。

愛猫に人工添加物の多いキャットフードを与えていませんか?人工添加物が多く含まれているキャットフードは安く購入できるというメリットがありますが、血行を悪くして皮膚トラブルを発生しやすいという問題もあります。

このため飼い主さんが猫アレルギーなら、少し価格は高くても無添加のキャットフードがおすすめです。また、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が多く含まれた、魚ベースのキャットフードに切り替えることでフケを減らすことができます。

当店では国産無添加にこだわり、魚のアジをベースに作られたキャットフードを販売しています。猫のフケを減らす効果も期待できますので、猫アレルギーを少しでも緩和したいという人は、ぜひお試しください。

うちのこわんにゃん:猫用ドライフード

重度の猫アレルギーになってしまったときにすべきこと

ここまでは、猫アレルギーになっても猫と一緒に暮らす方法についてお伝えしてきましたが、最後に一緒に暮らせなくなることについてもご紹介しておきます。猫アレルギーも重度のものになると、命の危険がありますので、さすがに一緒に暮らすことはできなくなります。

そういう場合にすべきことは、代わりに飼ってくれる人を探すことです。これは飼い主としての最低限の責任です。親戚や友人を頼って、飼ってもらえないか相談してみましょう。猫の場合は、あまり手がかからないということもあり、粘り強く探せば飼ってくれる人が必ず見つかります。

絶対にしてはいけないことは、捨てることです。人間に飼われていた猫が野良猫として生きていくのは簡単ではありません。餌のとり方も分かりませんし、縄張りも分かっていないので、他の猫に攻撃される可能性があります。

そして猫を捨てることは法律で禁止されており、発覚した場合には50万円以下の罰金が課せられます。何があっても飼い主さん自身が、新しい飼い主を見つけてください。具体的な探し方については別記事でご紹介していますので、そちらをご参照ください。

別記事:犬や猫を飼えなくなったときに飼い主がすべきこと

まとめ

猫アレルギーにも軽度なものと重度なものがあります。軽度であれば、部屋をこまめに掃除したり、猫のブラッシングを行ったりすることで、発症を抑えることができます。徹底して被毛やフケを取り除けば猫と一緒に暮らすことも可能です。

ただし、軽度な猫アレルギーも一緒に暮らしているうちに、重度なものになってしまうこともあります。深刻な猫アレルギーは飼い主の命の危険がありますので、この状態で飼うことはおすすめできません。重度の猫アレルギーだと診断された人は猫との生活は諦めましょう。

また、猫アレルギーなのを分かっていて飼い始めた場合には、いずれ手放さなくてはいけなくなる可能性も頭に入れておきましょう。飼えなくなったとき、きちんと次の飼い主を見つけてあげられるのか、よく考えてから一緒に暮らすようにしましょう。

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犬や猫を飼えなくなったときに飼い主がすべきこと https://uchinoko11.com/column/find-foster-parents/ Fri, 22 Feb 2019 04:53:17 +0000 https://uchinoko11.com/?p=2397 飼い主さんが重度の犬アレルギーや猫アレルギーになってしまったときや、海外への転勤などでどうしても飼い続けることができなくなったとき。飼い主さんが真っ先にすべきことが里親探しですよね。ここではそんな、どうしても飼うことができなくなったときに、どのような手順で里親を探せばいいのかをご紹介します。

里親を探すのはとても難しい

はじめに伝えておきますが、ワンちゃんやニャンちゃんは家族と同じです。飼育が大変になったから飼うのをやめるというのは、飼い主さんとして絶対にしてはいけないことです。どんな状況であっても、なんとかして飼い続ける方法を考えなくてはいけませんし、それができないなら最初から飼うべきではありません。

子犬や子猫なら引き取ってくれる人は見つかるかもしれません。でも成犬や成猫になってくると飼い主以外にはなつかないケースも多く、里親を探すのは簡単ではありません。結局、新しい飼い主が見つからないということもあります。

そうなるとどうなるのか。

ワンちゃんやニャンちゃんは、殺処分されてしまいます。残酷な話ですがそれが現実であり、手放そうとしている飼い主さんが忘れてはいけないことでもあります。だから里親探しは全力で取り組まなくてはいけません。「誰かが飼ってくれる」なんて気持ちでいると、あっという間に時間だけが過ぎていきます。

厳しいことを書きましたが、どんなことがあっても里親を見つけるのが、飼い主さんの役割だということをまずは認識してください。そして、里親探しの過程で周りの人から避難の声を受けることもあります。耐えなくてはいけないこともたくさんあります。

でも、絶対に諦めないでください。どんなに困難に感じても、自分で飼えなくなったなら責任を持って里親を見つけてください。

犬を飼えなくなったときにどうすればいいのか

どうしてもワンちゃんやニャンちゃんを飼うことができなくなったとき、飼い主さんがすべきことを順番にご紹介していきます。

  1. 親族や友人に里親になってもらえないか相談する
  2. 里親募集サイトで里親を探す
  3. 動物愛護団体で相談をする

「保健所はダメなの?」と思うかもしれませんが、保健所はできることなら利用しないのが理想です。なぜ保健所がダメなのかについては次章で詳しく説明します。ここでは、保健所以外の方法でどうやって引き取ってもらうのかについて詳しく説明します。

親族や友人に里親になってもらえないか相談する

まずは身近な人に相談することから始めましょう。残念ながらコツはなく、誠意を持ってお願いするしかありません。お願いするときには、直接会って依頼してください。メールやLINEでは切実さが伝わりません。会って、なぜ飼えなくなったのか、そして、なぜその人にお願いしているのかを丁寧に説明してください。

避けたいのはFacebookのようなSNSで「飼ってくれる人いますか?」と書くことです。SNSにはいろいろな人がいて、飼えなくなったことを頭ごなしに怒る人もいます。多くの人にお願いできるから手っ取り早いと思うかもしれませんが、SNSに「家族を引き取ってください」なんて書きませんよね。

どれだけ手間がかかっても、1人ずつお願いしていくしかありません。もちろん、同時に何人にもお願いするのは問題ありません。ただ、お願いするのは犬や猫を飼う環境にある人だけにしましょう。賃貸物件に住んでいる人や、1人暮らしで家をあけることが多い人は、そもそも飼うことができませんので、無理なお願いはしないでください。

里親募集サイトで里親を探す

身近な人にお願いしてもダメだった場合には、インターネット上の里親募集サイトを使ってみましょう。それらのサイトを利用するときのポイントは、利用者の多いサイトを選ぶということです。代表的な里親探しサイトとしては次のようなものがあります。

ペットのおうちhttps://www.pet-home.jp
いつでも里親募集中https://www.satoya-boshu.net
ハグーhttps://hug-u.pet
ジモティーhttps://jmty.jp/all/pet

このような里親募集サイトを利用するときには、あれこれと細かい条件をつけないことが重要です。新しい飼い主がしっかりとした人であることを希望する気持ちは分かりますが、最初から条件が多すぎると引き受ける側も悩んでしまいます。

血統書付きのワンちゃんやニャンちゃんなら、条件を厳しくして里親が見つかるかもしれませんが、雑種の場合には「そんなにも条件が厳しいならやめておく」となってしまいます。

里親になりたいという人の中には、虐待目的で引き取るという人もいますので、慎重になるのは当然のことです。誰でもいいから引き取ってというのも無責任ですが、ある程度はハードルを下げないと、いつまで経っても引き取ってくれる人は見つかりませんので注意してください。

動物愛護団体で相談をする

どの地域でも動物愛護団体というものがあり、そこで飼えなくなった犬や猫をどうすればいいのかの相談に乗ってもらえます。本当にどうしようもないケースであれば、里親探しに協力してもらえることもあります。動物愛護団体を利用する場合には、助けてもらうというスタンスでお願いしましょう。

あくまでも里親探しの主体は自分であり、自分が責任を持って探すという意志が伝わらないと、協力を断られることもあります。また、親身になってくれる動物愛護団体ばかりではありません。ひたすら非難するだけの担当者もいますので、協力してもらえないと感じたら、他の動物愛護団体に依頼してください。

保健所に相談するのをおすすめしない理由

どうしても里親が見つからなかった場合には、保健所に相談するという方法もあります。神奈川県は殺処分ゼロ(横浜、川崎、横須賀を除く)を続けていますので、相談すれば里親探しに協力してもらえるはずです。

でも他の地域の場合、保健所に引き取ってもらう場合には最終的に殺処分が待っています。実際に引き取られたワンちゃんやニャンちゃんの4割以上(2017年実績)が、殺処分されています。

以前は9割以上が殺処分されていたことを考えると、ずいぶんと改善されました。それでも保健所に委ねるというのは、飼い主さんが「殺してもかまわない」と言っているのと変わりません。

本当にそれでいいですか?
本当に里親探しをやりつくしましたか?
一緒に暮らす方法はまったく見つかりませんか?

失われた命は戻ってくることはありません。保健所に相談する前に、何度も家族と話し合ってください。仕事の都合で飼えなくなったなら、転職するという選択肢もありますし、飼い主さんが犬アレルギーや猫アレルギーになっても、工夫次第で飼い続けることが可能です。保健所は本当に最後の選択肢です。安易に頼らないようにしてください。

高齢なら老犬ホーム・老猫ホームに預ける

もし、ワンちゃんやニャンちゃんが高齢なら、老犬ホームや老猫ホームに預けるという方法もあります。これは私たち人間の老人ホームと同じような施設で、食事や日常生活の世話などをお願いできます。数ヶ月の預かりのみの施設もありますが、終身まで預かってもらえるプランを用意している老犬ホームや老猫ホームも増えています。

預かってもらっている間に、定期的に写真を送ってくれるサービスなどもあり、もちろん面会することもできます。

お金はかかりますが、ペットの扱いに慣れた人がきちんと世話してもらえますので、安心して任せることができます。施設によっては、それほど高齢でなくても飼えなくなった理由に応じて預かってもらえることもあります。

ある程度、金銭的に余裕がある人に限られてしまいますが、里親を見つける以外にもこのような選択肢があるということを覚えておきましょう。

捨て犬・捨て猫は絶対にしない

里親を見つけられず、老犬ホームや老猫ホームに預けることもできない。保健所に連れて行って殺処分されるのも受け入れられないとなると、「誰か優しい人が拾ってくれるかもしれない」と期待して、犬や猫を捨てる人がいます。

これは絶対にしないでください。誰かが拾ってくれる可能性はゼロではありませんが、保健所に引き取られるケースがほとんどです。それは自分で保健所に連れて行くのと変わらないですよね。むしろ、ワンちゃんやニャンちゃんには「捨てられた」という悲しい記憶が残ります。

捨てた犬や猫の飼い主が見つかるケースは、限りなくゼロに近いと考えてください。野良猫や野良犬になってしまい、運が良ければ野良猫は生きていけるかもしれませんが、野良犬になって生きていくのは不可能です。

ペットを捨てるのは、自分の子どもを捨てるのと同じことです。その先に殺処分が待っていると考えると、それよりもひどい行為とも言えます。犬や猫の命が、私たち人間の命よりも軽いなんてことはありません。どんなことがあっても、犬や猫を捨てるようなことのないようにしてください。

まとめ

犬や猫を飼ったなら、最期の日まで責任を持って育てる。これがあるべき姿ですので、このように里親を探す方法というのは書くべきことではないのかもしれません。ただ、間違った方法を選んで殺されてしまうワンちゃんやニャンちゃんを少しでも減らしたいという想いから、里親の探し方をご紹介しました。

まずは、親族や友人にお願いする。その次のステップとして里親の探しサイトを活用してください。それでも見つからない場合には、動物愛護団体に協力してもらいましょう。保健所に連れて行くのは、殺処分に同意したのと同じことですので避けるようにしましょう。

金銭的な余裕があるなら、老犬ホームや老猫ホームという選択肢もあります。それだけのお金を出すのであれば、身の回りで預かってくれるという人もいるかもしれません。大事なのは、できる限りのことをするということです。

里親探しは、誰かが何とかしてくれるということはありません。ビラを何千枚も配って里親を見つけたという人もいます。とにかく諦めずに継続することと、一緒に暮らす方法が本当にないのかも視点を変えて考えたり、周りの人に相談したりしてみましょう。

絶対に命を守る。その気持ちだけは忘れないように、粘り強く里親を見つけてください。

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関節が気になるラブラドールレトリバー犬 https://uchinoko11.com/consult/post-1001/ Tue, 19 Feb 2019 16:50:08 +0000 http://uchinoko11.com/?p=1474 PROFILE

お名前  :ティナちゃん
犬種・猫種 :ラブラドールレトリーバー
年齢   :3歳4ヶ月
性別   :♀
去勢の有無:あり
体重   :24.9kg
現在の食事内容:
ドライフード(ユーカヌバ)
1日のフード量と与え方:
朝晩の2回
フード以外の食べ物(おやつ、サプリ):
トレーニングする時の国産おやつのみです
1日の運動量:
朝晩と1時間は出来るだけ行くようにしている。自転車で公園に行ってボール投げ等
行動の特徴:
メリハリがある
最近毛が油っぽい

 

ご質問内容

ラブラドールなので関節など今は大丈夫なのですが気になります。

後は総合的な栄養価が安全なものがいいです!最近鹿肉もあげてみようかと悩んでいます。

 

うちのこわんにゃんスタッフからの回答

関節痛といった悩みは、実はこちらに来るお悩み相談のトップ5に入る内容になります。

若い頃は気にならなくても、過食による体重増加により関節に負荷がかかることにより、歩行困難になるといった事例は珍しいことではありません。

 

よっておっしゃるとおりこの時期からの心がけが非常に重要となってきます。

 

具体的には、
・日頃の運動管理
・体重管理
・食事管理

 

ということで、はっきり言いましてわれわれ人間と同様なのですが、当たり前の生活習慣を継続的に心がけることが大切になってきます。

 

運動管理や体重管理はいうまでもありあせんが、特に現状問題がないようでしたら、良質のタンパク質をしっかり摂取し散歩を行えば問題ないでしょう。

 

食事(栄養)管理についてですが、今のうちから是非オススメしておきたい栄養素として、グルコサミンやコンドロイチンの積極的な摂取があります。

 

実は、当店のドライフードのうち、プレートスリーという商品については、プレートワン・プレートツーにはないグルコサミン(軟骨や皮膚などの再生、関節痛の改善等の作用)やコンドロイチン(老化防止、新陳代謝の促進等の作用)が含まれております。

また、当店のドライフードについてですが、原材料であるアジに多量に含まれているEPAをとることによって、関節症の痛みの緩和作用の働きもしますので、関節に悩んでいるワンちゃんにとてもお勧めです。

 

また、おかず類も試されたい方の為に、レトルト類も取り扱っておりますのでご興味ございましたら、一度お試ししてみてください。

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