猫の気持ちを読み取ろう!猫の表情と猫の気持ち
何を考えているのかよくわからないのが猫の特徴ですが、猫との暮らしが長い人は猫の表情を読み取れるようになるそうです。
いきなり全てを理解することは難しいかもしれませんが、猫の気持ちをゆっくりとでも理解できるように、猫の表情と気持ちの関係について紹介します。
猫の耳は口程にものを言う
猫の耳は人間の耳の8倍も聴覚があるそうです。人間どころか犬でも聞き取れないような超音波ですら聞こえてしまう猫の耳は、人間の顔のように表情が豊かです。
最もわかりやすいのは、猫の耳がぺったんこになっているときです。これは何かに怯えているとき、怖がっているときの仕草になります。
耳をピンと立てて、左右バラバラに動いているときは「警戒」です。猫は目だけではなく耳で周囲の安全を確認します。目は前方だけしか見えませんが、耳を動かすことで360度全体の安全を確認しています。
耳を後ろに引き寄せたら、それは「臨戦態勢」。ことのときは目もつり上がって「シャー!」と声を出して威嚇しますので、飼い主といえども近寄らないことが大切です。
猫の気持ちはヒゲにあらわれる
耳と同様にヒゲも猫にとって重要なセンサーのひとつです。ですので耳と同じように、ヒゲにもねこのきもちが現れます。
ヒゲにやる気がなくダラっとしているときはセンサーオフの状態ですので、そういうときは完全にリラックスしていることを表しています。猫にしてみれば一番いい状態ですが、実は退屈だと思っているときもヒゲのセンサーはオフですので、たまには遊んであげるようにしましょう。
反対にセンサーが完全に入りきっているとき、猫のヒゲは横に広げます。ヒゲを使って情報収集をするためです。このときの猫は警戒状態にありますので、室内で完全に安全なときは、「大丈夫よ」と話しかけてあげましょう。
ヒゲが下を向いているときもセンサーオンですが、警戒はしていません。警戒ではなく興味を示しているときに猫のヒゲは下を向きます。好奇心旺盛な猫ならではの表情ですので、子猫のうちはどんどん興味を示してもらうようにしましょう。
ヒゲが上を向いたらそれは喜びのサインです。遊んでいるときや、おやつをもらえるとわかったときに、猫のテンションが上りヒゲも一緒に上がるようです。
まとめ
猫の気持ちのほとんどは、猫のセンサーである耳とヒゲに表れます。もちろん目や鼻、そして尻尾などにも気持ちが表れますが、まずは耳とヒゲの動きをよく観察してみましょう。うれしそうなとき、耳はどうなっているか、ヒゲはどうなっているかという視点で猫を見てみましょう。
慣れてくるとぱっと見ただけで、すぐに猫の気持ちが分かるようになっているはずです。
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