犬を飼いたい!飼う前に知っておきたい愛犬との出会い方

犬を飼いたいなと思ったとき、ほとんどの人が最初に思い浮かべるのがペットショップになるかと思います。でも犬との出会いはなにもペットショップだけではありません。ペットショップ以外にも犬と出会うことができる場所がありますので、ここでは愛犬と出会うための方法についてまとめて紹介します。

飼いやすい犬の種類と飼いやすい犬ランキング

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犬は種類によって性格が違い、飼いやすさもかわってきます。一緒に暮らす犬を選ぶときの条件として飼いやすさを重視する人もいるほど、「飼いやすさ」は重要な指標のひとつになります。ここでは出会い方を紹介する前に飼いやすい犬について、その種類をランキング方式で紹介します。

第1位:トイプードル

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見た目の可愛さはもちろんのこと、トイプードルはとても賢いこと犬ですので、しつけも簡単であることから、最も飼いやすい犬として注目されています。

しかも性格も明るい犬が多く、人間とのコミュニケーションを取るのが大好きな甘え上手な犬でもあります。室内で飼う場合に気になる抜け毛も少ないため、掃除が大変になることもほとんどありません。

第2位:チワワ

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とても活発な犬で、とても気が強いことでも知られています。普段はおとなしくても、飼い主を守るためなら大型犬にも向かっていくことがあるほどです。

いつも走り回っているため、散歩の時間は短くても十分ですので、散歩の時間をなかなか確保できない飼い主にとって、とても飼いやすい犬になります。

第3位:シーズー

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飼い主への忠誠心がとても高い犬で、吠えることも噛むこともほとんどしません。人懐っこいため、すぐに慣れてくれるというのも手がかからずに飼いやすい要因になります。

初めて犬と一緒に暮らすような人や、高齢で犬に振り回されたくないという人にとって、シーズーは飼いやすく、しかも一緒にいて楽しい犬になります。

第4位:ミニチュアダックスフンド

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胴長短足はチャームポイントのミニチュアダックスフンドですが、狩猟犬の血を引いているため、忍耐強い性格をしています。このため、しつけをしやすい犬として人気があります。

ただし、胴長短足の影響でヘルニアなどを発症する可能性も高い犬ですので、筋肉が落ちないようにしっかりと散歩をする必要があります。散歩が苦痛でない人にとっては、ミニチュアダックスフンドは最適の犬になります。

第5位:柴犬

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飼い主への忠誠心の高さは、まさに日本人のための犬といったところです。しつけも覚えやすく、しかも警戒心が強いため番犬としても最適な犬になります。

散歩をしないとストレスがたまってしまうため、ミニチュアダックスフンドと同じく、散歩好きの人向きの犬になります。

まずはペットショップ選びからはじめよう

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犬を飼うときにほとんどの人が、近所のペットショップで犬選びをしているのではないでしょうか。できるだけ多くの犬を見たいからと、都市部の大型店舗に足を運んでいる人もいるかもしれません。犬は一匹として同じ犬はいませんので、どこで購入しても同じというわけではありません。

そういう意味では犬を選ぶためにはペットショップ選びが重要になります。ここでは失敗しないためのペットショップ選びについて紹介します。

ペットショップが清潔であること

きれいでないペットショップは論外だと決めつけてもいいほど、ペットショップの清潔感を重視してください。衛生面で心配になるようなペットショップでは、犬の健康状態も心配ですし、犬の基本的なしつけができていないペットショップということでもあります。

店のどこを見てもきれいな状態が保たれているペットショップは、犬のことをしっかり考えているペットショップになりますので、できるだけきれいなペットショップを選びましょう。

店員がきちんとした知識を持っている

古くから続く、小さなペットショップの場合、そこで働く店員さんが犬に対する知識が乏しかったり、古い情報をいつまでも正しいと思い込んでいたりするようなことがあります。

犬と暮らすことで必要な知識というのは常に変化し、昔の常識がいまの非常識になることも珍しくありません。

ペットショップで教えてもらえる知識は、これまで犬を飼ったことのない人にとって、考え方の基本となる重要な知識になります。間違った常識を教えられないようにも、きちんとした知識を持ったペットショップを選ぶようにしましょう。

犬を飼ううえで知っておくべきことやわからないことはどんどん質問してください。面倒くさい顔をせずに、きちんと1つひとつ答えてくれるペットショップがベストです。

子犬同士で遊ばせていること

犬は他の子犬と遊ばせることで社会性を育てることが出来ます。ちょっと広いサークル内で、犬を遊ばせているペットショップを見たことがあるかと思います。

これは決して、ペットショップに訪れた人へのサービスではなく、犬に社会性を持たせるためにしつけのひとつとして行なっているものです。

このようなペットショップは、犬の成長をきっちち考えているペットショップということになりますので、積極的に選びたいペットショップということになります。

里親募集サイトを利用する注意点

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犬を飼うときにお金を出してペットショップで買うのではなく、里親を募集しているサイトで犬を探すという方法があります。犬は決して安くはありませんので、誰かが飼えなくなった犬を譲り受けて、受け入れのための費用を少しでも抑えたいという人も少なくないはずです。

ただし里親募集サイトで犬を探すにはいくつかの注意点があります。ここでは里親募集サイトで犬を探すときの注意点について紹介します。

犬が健康体であることを確認する

里親募集に出されている犬は、なんらかの病気を抱えているケースが多いようです。意図的なケースもあれば、悪意はなく知らずに出しているというケースもありますので、すべてが悪いと決めつけることができません。

ただし、病気しやすいということを前提にして、現在何の病気にもなっていないことを確認するようにしてください。

里親として犬を譲り受けた後は、必ず信頼できる動物病院で、犬の検査を行うようにしてください。

現在の飼い主が難色を示す場合は諦める

一人暮らしの人に自分の犬を託したくないという飼い主は珍しくなく、里親募集サイトでも「一人暮らし不可」となっているケースが目立ちます。

里親募集サイトで譲り受けた犬に対して虐待する人もいるようで、飼い主は貰い手選びに慎重になっています。このような人の場合は、譲らないと決めたら、梃子でも動きませんので、どんな気に入った犬であっても、譲り受けるのは諦めてください。

トライアル期間を利用して相性をチェック

すべての里親募集サイトというわけではありませんが、一部の里親募集サイトや保護団体では「トライアル期間」を設定しています。1~2週間、きちんと世話ができているかのチェックをする期間なのですが、これは里親にとっても犬との相性を確認する重要な期間になります。

里親募集サイトはメールでのやりとりだけで、犬を家族として向かい入れることも可能ですが、この場合は、後々トラブルになるケースもあります。トライアル期間を利用し、電話や面談などで現在の飼い主のことをしっかり理解したうえで、譲り受けるようにしてください。

保健所で犬を引き取って飼いたい人が準備しておくこと

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犬を飼いたいと考えたときに、まずは一緒に暮らす犬を選ぶ必要がありますが、このときにペットショップではなく、保健所で行き場のなくなった犬を選ぶという方法もあります。ただし、殺されてしまうことを可哀想だと思うだけ、保健所から引き取ると想定外の問題が発生することもあります。

ここでは保健所から犬を引き取りたいと考える人が、犬を迎えるために準備しておくことと、その心構えについて紹介します。

犬を迎えるためのグッズはペットショップと同じ

まずはどれくらいのサイズの犬を迎えるのかを想定して、ある程度のグッズは用意するか、すぐに購入できる状態にしておきましょう。

実際に犬を選ぶのは、保健所に行ってからになり、直感で当初の予定とは違った犬を選ぶようなこともありますので、一緒に暮らすのが確定するまでは、首輪などのサイズ確認が必要な犬のグッズを揃えるのは待ちましょう。

揃えるものはペットショップで犬を購入する場合と同じです。保健所から引き取る場合でも、ペットショップで購入する場合でも、必要グッズは変わりません。

重要なのは飼い主の心構え

まずは犬と一緒に暮らすことへの決意をしっかり持ちましょう。軽い気持ちで犬を飼おうと思って、面倒を見きれずに手放してしまうようなケースがあります。

犬はとにかく時間と手間をかけて、一緒にいる時間を長くする必要があります。基本的には毎日の散歩する必要がありますし、保健所から引き取った犬でも、きちんとしつけを覚えさせる必要があります。

そして何よりも犬と暮らすということは、何かとお金が必要になります。ずっと健康で食費しかかからないという犬はそれほど多くなく、病気になったりケガをして病院のお世話になったりする犬がほとんどです。

当然、これまでの生活費から捻出することになりますので、それなりの蓄えと収入が必要になります。保健所から引き取れば犬の代金はかかりませんが、ただ安く済ませたいという思いだけで保健所を選ぶと、後々の生活が苦しくなります。

安易な気持ちで保健所から犬を引き取ろうとするのではなく、これから自分の暮らしを変えることになる決意を持って犬を引き取るようにしてください。

保健所で犬を引き取るため手続き

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保健所で犬を引き取るのは想像以上に大変で手間と時間がかかります。ここでは保健所で犬を引き取るための手順と手続きについて紹介しますので、保健所から犬を引き取りたいと考えている人はチェックしておきましょう。

里親を募集している保健所や動物愛護センターに連絡

まず行うことは、里親募集をしている保健所や動物愛護センターに、連絡をすることになります。いきなり保健所に行って「犬を飼いたいんですが」と伝えても、その場で犬を選んで引き取るというようなことはできません。

連絡をしたら次は里親に応募することになりますが、応募をすると次に行うのが講習です。講習の予約を入れ、指定された日に講習を受けることで初めて里親の資格を得られます。

なぜ講習が必要かというと、犬に関しての知識や思い入れがまったくない人が犬を引き取り、犬を虐待するようなことを避けるために、講習でそのような人を見極めているのです。

引取候補の犬と会う

講習を受けたらようやく犬に会うことができます。ここで紹介された犬から絶対に選ばなくてはいけないということはありません。与えられた時間が限られていますが、一生をともにする家族ですから慎重に選ぶ必要があります。

もし自分に合った犬が見つからなかったら、新しい犬が入ってくるまで待つことになります。

もし気に入った犬がいて、他にも引き取りたいという人がいなければ、その犬の引き取りが内定します。

引き取る犬が決まったらもう一度講習

自分の家族になる犬が決まったら、もう一度講習を受けることになります。この講習は犬を飼うために必要な畜犬登録や予防注射などに関する講習で、特に難しいことはありません。

ただ、初めて犬を飼う人にはわからないことが多いかもしれませんので、事前に犬を飼うための準備についての情報収集を行なっておくと講習で戸惑うことはなくなります。

講習が終われば、無事引き取りとなります。

まとめ

犬への出会いの場所はいくつかあるのですが、まずはどのような犬と暮らしたいかを明確にしておきましょう。犬にはそれぞれ1匹ずつで性格も違うのですが、犬の種類によってある程度は性格を分類することができます。人気の高い犬の特徴だけでもつかんでおくと、一緒に暮らす犬を選びやすくなります。

犬との出会える場所は大きく分けて下記の3ヶ所になります。

  • ペットショップ
  • 里親募集サイト
  • 保健所

ほとんどの人はペットショップで犬を選ぶことになりますが、里親募集サイトや保健所という選択肢もあるということを頭に入れておきましょう。それぞれにメリットやデメリットがありますので、自分に合った場所で犬と出会うようにしましょう。

ペットショップで検討する場合は、ペットショップ選びが重要になります。清潔感もあり、店員さんが犬のことをしっかり分かっているペットショップを選ぶようにしましょう。清潔感のないペットショップは犬が病気になっている可能性が高くなるので要注意です。

里親募集サイトは現在の飼い主さん次第でイメージが大きく分かれます。引き取るために口うるさく意見してくる飼い主さんもいれば、引き取ってくれる人を信頼してすべて任せるという人もいます。運まかせのようなところがありますが、運が良ければ素敵な飼い主さんから譲り受けることができます。

そして保健所という選択肢ですが、できれば積極的に利用してもらいたいのですが、何かと手続きが難しかったりします。気軽な感じでは引き取れませんので、保健所で犬を引き取るということがどういうことなのかをしっかり頭に入れたうえで、きちんと手順を踏んで犬に会いに行くようにして下さい。


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